国際ローミングSUPLによるFOMA位置情報機能の開発—現在地確認機能—〜4.移動端末の具備機能および特長

SUPL機能を搭載する、2009年夏モデルの移動端末の具備機能および特長について解説する。

4.1 国内/海外を意識しない端末操作

国際ローミングアウト中にSUPL機能を利用するにあたっての特別な設定は不要であり、国内のGPS測位と同様の操作方法で、現在地確認機能が利用できる。

また、SUPL通信ではiモードサービスを利用するためのAPN(Access Point Name)注意1を使うことにより、パケット接続を切断することなく、GPS測位から地図取得までの動作遷移が可能であり、SUPLとiモードサービス機能との同時利用が可能である。なお、SUPLによるGPS測位中は、移動端末とSLP間でTLSによる暗号化された秘匿性の高いパケット通信を用いるため、セキュアに位置情報などの受渡しを行うことができる。

  • 注意1 APN:企業ユーザなどが接続先として用意するネットワークの接続ポイント名。

本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.17 No.2に、掲載されています。

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