第3世代の移動通信システムを支えるW-CDMA技術〜1.概要

限られた周波数資源を効率よく利用し、できるだけ多くのユーザを収容するための無線アクセス方式の1つである、CDMAは、広帯域のチャネルを周波数や時間で分割するのではなく、ユーザごとに異なる拡散コードを割り当てて共有する方式です。

そのなかでNTTドコモが導入をすすめているのがW-CDMA方式です。これは、音声やファクスだけでなく高品質の動画像を伝送でき、またインターネットにも接続できます。伝送品質が高く送信電力を低く抑えるといった特長をもち、マルチメディア化、パーソナル化、インテリジェント化という第3世代移動通信システムのねらいに最適な技術です。

W-CDMA方式に、音声だけでなく文字や画像情報を一元的に処理する最も有効な仕組みである「非同期転送モード」を組み合わせることにより、高速で柔軟に効率よく伝送できる移動マルチメディア統合通信システムが構築できます。

第3世代通信システムのターゲットの解説図

第3世代通信システムのターゲット

注意1999年3月作成

注意2004年3月更新