第3世代の移動通信システムを支えるW-CDMA技術〜7.直交可変マルチレート伝送

同一伝搬路のチャネル間の直交性を保持したまま可変レート伝送をするのが直交可変マルチレート伝送です。

W-CDMA方式では、1コードチャネル当たりの最大伝送レートを超える高速レートの伝送については複数の直交コードチャネルを使うマルチコード伝送を行います。

この方式は各パス内の拡散コードチャネルがすべて直交しているため、直交するスプレッディングコードの数だけのコードチャネルを干渉なく多重化できます。マルチパスがあるときにはパス間に相互相関が生じるので多重化できるコードチャネル数が減少するものの、伝送特性はランダムコードを使う場合より向上します。

マルチコードを利用したマルチレート伝送の解説図

マルチコードを利用したマルチレート伝送

注意1999年3月作成