MECを活用したアプリケーションデザインパターン

近年、5Gネットワークの整備が進み、ドコモでも2020年3月より5Gサービスを開始している。5Gには高速大容量、低遅延、多数端末同時接続という3つの大きな特長があり、その中でも高速大容量、低遅延に関しては、従来モバイルでは難しかったサービスを実現できると大きく期待されている。そのためMECによって、高速大容量、低遅延を活かすシステムを構築しようとする取組みが注目されている。ドコモでも「ドコモオープンイノベーションクラウド」というクラウドサーバと、それらを「クラウドダイレクト」というモバイルネットワーク内に直接接続するサービスが2020年6月から提供されている 。これらのサービスを活かすために、アプリケーション構築時のアーキテクチャを考察する際に、必要な機能に対して用いられるアーキテクチャのテンプレート「MECアプリケーションデザインパターン」を提案する。本稿では、代表的なパターンとその効果について解説する。

PDF「MECを活用したアプリケーションデザインパターン」(PDF形式:1,835KB)

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