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「ITU TELECOM WORLD 2011」における講演内容

<2011年11月24日>

「ITU TELECOM WORLD 2011」のメインフォーラムにおいて、弊社代表取締役社長 山田 りゅうじが講演させていただきました。

フォーラム概要

タイトル

Smarter Lives(メインフォーラム)

日時

2011年10月25日(火曜)午後4時45分〜午後6時15分
(ITU TELECOM WORLD 2011 展示会2日目)

形式

パネルディスカッション

他の登壇者

ロブ・フリーデン(ペンシルベニア州立大学教授)
マーガレット・チャン(第7代世界保健機関(WHO)事務局長)
マルコム・ジョンソン(ITU電気通信標準局(ITU-T)局長)

講演内容

講演中の山田社長

Smarter Livesという今回のメインフォーラムのテーマは、我々NTTドコモの目指す方向性とまさに合致しており、今回このような機会をいただきありがたく思っています。

ドコモは2010年より、単なる携帯電話会社だけではなく、モバイルを核とした総合サービス企業となることを宣言し、モバイル事業者ならではの立場を活かして、人々の暮らしをより良いもの、そしてよりスマートなものとすることに日々努力しています。

皆さんご存知の通り、携帯電話には3つの優れた点があります。1点目がリアルタイム性です。携帯電話は24時間365日、お客様に常にお持ちいただいています。2点目は個人認証ができていることです。3点目は位置情報を確認できることです。携帯電話は、GPS機能を備えており正確な位置が把握できます。この3つの特性を組み合わせることで様々なサービスが提供可能となり、より「スマートな生活(Smarter Lives)」を実現することが可能になります。

近年では、スマートフォンにより携帯電話の機能は格段に向上してきております。また、3GやLTEなどのモバイルブロードバンドの登場により、携帯電話により高度なサービスが提供できる環境が整ってきています。

こうした状況を受けて、21世紀には、本格的な「コンバージェンスの時代」が到来すると考えています。携帯電話に限って言えば、具体的には、携帯電話と、情報家電、産業機器、電気自動車などが融合した新しいサービスが可能となってくると考えています。また、健康・医療、金融・決済、環境・エコロジー等の様々な分野が発展・融合したサービスが登場していくと考えています。

ドコモでは、「スマートな生活」を実現するために、携帯電話と他の分野を融合した具体的なサービスをすでに提供しております。例えば「環境・エコロジー」の分野では、電気自動車との連携で、携帯電話を使って充電スポットの位置確認を行ったり、充電の遠隔制御を行ったりすることができます。また、携帯電話を使って家電の遠隔制御を行える「ケータイホームシステム」の提供もはじめていますし、スマートホームについては、システムの相互使用のために技術の標準化が重要となっており、総務省が進めている「スマートネットワークプロジェクト」にも参加しています。また「健康・医療」の分野については、「健康応援サービス」という形で、i Bodymoなどお客様の日々の健康管理に利用できる簡単でシンプルなサービスを提供しています。こういったサービスを提供する際には、システムの相互運用性や個人情報管理とともに、システムの使いやすさや信頼性も重要だと考えております。

以上のように日本では、携帯電話の通信サービスだけではなく、各種事業と融合・発展させたサービスが多数提供されています。今後は世界各国でも同様なサービスが普及していくと考えています。

これまでドコモでは、携帯電話のサービスを中心に提供してきましたが、今後は「総合サービス企業」への進化を目指していきたいと思います。そして、お客様の利用シーンに合わせた便利・快適なサービスを提供し、社会経済全体の発展へ貢献していきたいと考えています。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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