報道発表資料

ドコモがインキュベートした法政大学「SMDLab」のARアプリ技術を森永製菓が採用
<2015年10月21日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、定期的に“Developer Application Contest”を通じてベンチャー企業や学生をインキュベートしておりますが、このたび、昨年度開催した本コンテストにおいて最優秀賞を受賞した法政大学のSMDLab(代表:法政大学デザイン工学部 岩月正見教授)のARアプリ技術が、森永製菓株式会社(以下、森永製菓)に採用され“チョコボールARtoyシリーズ”のARアプリとして、2015年10月21日(水曜)から提供されることになりました。

ドコモは、開発者とともに自由な発想でアプリケーションを開発し、オープンイノベーションによる実用化の促進を目的に本コンテストを実施しております。今回、SMDLabが開発したARアプリに対して商用化までに必要となる専門的アドバイスや協業先の開拓からビジネスモデルの検討に至るまで幅広く支援を行ってまいりました。SMDLabはドコモからの支援をもとにさらにエンドユーザに受け入れられるよう具体化を進め、森永製菓のアクセラレーションプログラムである“Morinaga アクセラレーター1”にてアライアンス賞を受賞し、商用化にいたりました。ドコモがインキュベータとして関わり、“Developer Application Contest”において受賞したアプリが第三者企業に採用されるのは初めてです。

“チョコボールARtoyシリーズ”はスマートフォン上で動くARアプリで、森永製菓が販売する「チョコボール」の箱にかざすことでゲームが開始され、「チョコボール」の箱を自分で動かしながら遊ぶことができます。

ドコモは、ベンチャー企業などの支援を通じてオープンイノベーションの創出に引き続き取り組んでまいります。

  1. 森永製菓が、より広範に既存事業の枠にとらわれない新事業創出のため、ベンチャー企業・中小企業と組んでアイデアから事業立上げを目指すプログラム。詳細は(別ウインドウが開きますhttps://www.morinaga.co.jp/company/accelerator/)参照。

参考 「Developer Application Contest」について

1. 概要

「Developer Application Contest」は、開発者の皆様にドコモやパートナー企業様が保有するAPIやハードウェアなどを活用いただいてアプリを開発するコンテストで、応募いただいたアプリの中から様々な賞を選出いたします。受賞者は、賞金の獲得のほか作品のプロモーションや、フォローアップとして起業支援を受けられる可能性が得られます。

2. 目的

ドコモはスマートライフの実現、新たなサービスの創造に向けた取り組みの一環としてオープンイノベーションを推進しており、様々なアイデアを持った方との共創や、幅広い開発者支援によるイノベーションの創出を目的として本コンテストを開催しています。

3. これまでの実績

  • 【第1回】
    • 応募期間 : 2013年11月~2月
    • 最優秀賞 : OTONE GLASS1(Particular design)
  • 【第2回】
    • 応募期間 : 2014年4月~7月
    • 最優秀賞 : TekkyuAR(SMDLab)
  • 【第3回】
    • 応募期間 : 2014年11月~2015年1月
    • 最優秀賞 : 旬メイクミラー(CHANCE)
  1. 2014年3月10日(月曜)受賞時点の名称です。現在の名称は「OTON GLASS」です。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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