報道発表資料

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大阪府とドコモ、6分野で連携協定を締結
<2018年5月23日>

大阪府(知事 松井 一郎)と、株式会社NTTドコモ(代表取締役社長 吉澤 和弘、以下、ドコモ)は、6分野(産業振興、府政のPR、子ども、防災・防犯、健康・働き方、地域活性化)にわたる連携協定(以下、本協定)を、2018年5月23日(水曜)に締結いたしました。

本協定は、地方創生を通じて個性豊かで魅力ある地域社会の実現などに向けた取り組みが進む中、大阪府とドコモが連携・協働した活動をより一層深化させることを目的に締結するものです。

  1. 協定の名称
    「大阪府と株式会社NTTドコモとの連携に関する協定」
  2. 協定締結日
    2018年5月23日(水曜)
  3. 協定締結の目的
    大阪府とドコモで連携・協働を促進し、地域活性化および府民サービス向上を図ってまいります。
  4. 連携事項
    主に6分野について、連携し協働します。
    1. 産業振興に関すること
    2. 府政のPRに関すること
    3. 子どもに関すること
    4. 防災・防犯に関すること
    5. 健康・働き方に関すること
    6. 地域活性化に関すること

本協定で連携・協働する主な連携事例は、別紙を参照ください。

別紙 本協定で連携・協働していく分野および主な連携事例

◎:新規の取り組み
○:継続の取り組み

本協定で連携・協働していく分野および主な連携事例
連携分野 主な連携事例
1. 産業振興 府内(大阪市)での5G1技術検証環境の常設をはじめ、IoT2を活用した産業振興への協力
「ドコモ5Gオープンパートナープログラム3」や、府内(大阪市)に常設する5G技術検証環境「ドコモ5GオープンラボTM OSAKA」などを通じて、大阪の産業振興や、起業支援に協力します。
また、大阪府・大阪市・大阪商工会議所が進める「実証事業都市・大阪」の枠組みとの連携や、府が進める「大阪府IoT推進ラボ事業4」に協力することで大阪の産業振興に寄与します。
次世代情報通信技術の利活用に関する連携
府が実施するAIやIoT、ICTに関するセミナーへの講師派遣等を通じて、行政課題解決に向けた次世代情報通信技術の導入を支援します。
IoT、ロボットなどの活用を通じた産業振興への協力
「大阪府電池駆動ロボット社会実装推進協議会5」に参画し、IoTや通信に関する技術的助言等を通じて、府内の電池関連産業の育成に協力します。
2. 府政のPR ドコモショップを活用した府政のPR
府内のドコモショップ(約130店舗)を活用し、リーフレット配架等を通じて、府政のPRを行います。
3. 子ども 子どもたちの体験機会の創出等を通じた「子どもの貧困対策」への協力
ドコモ関西支社や、ネットワークを24時間365日監視するオペレーションセンターなどのオフィス見学を通じて、模擬就業体験を実施するなど、子どもたちの多様な体験の機会を創出するほか、子ども達を支援する活動を行っている施設や団体にタブレット端末を寄贈するなど、子どもたちの支援に協力します。
「こころの再生」府民運動6への協力
府が進める「こころの再生」府民運動に協力し、リーフレットの配布等啓発活動を行います。
「放課後子ども教室7」への協力
府が進める「放課後子ども教室」に参画し、小学生を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」や、「親子iPad教室」のプログラムを実施します。
「大阪スポーツ王国事業8」への協力
「大阪スポーツ王国事業」に参画し、ラグビーチーム「NTTドコモレッドハリケーンズ」の公式戦への観戦招待(優待試合:2015年度2試合)や、府内の小学校に選手やコーチを派遣する「トップアスリート小学校ふれあい事業」に協力します(派遣校:2017年度6校)。
4. 防災・防犯 大阪の地域防災力の充実に向けた協力
「大阪880万人訓練9」をはじめとする各種防災訓練や、防災情報メールへの加入促進に関するリーフレットの配布、ポスターの掲示を行うなど、大阪の地域防災力の充実に向けた取組みに協力します。
5. 健康・働き方 「Well-Being OSAKA Lab10」への参画を通じた、健康経営等の取組みの推進
府と企業・大学等が連携して設立した「Well-Being OSAKA Lab」に参画し、働き方改革や健康経営の取組みを推進します。
「男女いきいき・元気宣言11」事業者への登録など、女性活躍の推進
男女ともにいきいきと働くことができる職場環境づくりを推進するとともに、取り組み事例の発信や府が主催するセミナーに講師を派遣するなど、女性の活躍推進に向けた機運醸成を行います。
6. 地域活性化 2025年国際博覧会の誘致に向けた機運醸成
2025年国際博覧会の誘致に向けた機運醸成に協力します。本万博がめざすものとして、国連(国際連合)が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の意義を伝えるPR活動などにも協力します。
環境保護活動の実施
「ドコモの森」(泉南市)を通じた森林保全活動を行うとともに、ドコモの森のフィールドを活用した自然体験教室を開催します(2000年〜2017年:113回 開催、約5,000人参加)。
  1. 「5G」とは、「高速・大容量」、「低遅延」、「多数端末接続」を特長とする新しい無線通信規格をいいます。ドコモは2020年のサービス開始に向けて準備を進めています。
  2. 「IoT」(Internet of Things)とは、設備や機器等に通信機能を搭載し、遠隔地からその稼働状況や障害等の情報を監視・収集する仕組みをいいます。
  3. 「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」とは、本プログラムに参加するパートナー企業や団体に対し、5Gの技術や仕様に関する情報提供や、パートナー間の意見交換を行う5Gパートナーワークショップの場などを提供するものです。
  4. 「大阪府IoT推進ラボ事業」とは、経済産業省が進める「地方版IoT推進ラボ」の一環として実施している事業です。中小企業のIoT導入を促進するため、セミナーや中小企業診断士によるIoT診断等を実施しています。
  5. 「大阪府電池駆動ロボット社会実装推進協議会」とは、大阪の蓄電池産業の振興、持続的成長を目的に府が設置する協議会で、産・学・官で連携し、電池駆動ロボットの社会実装を推し進めています。
  6. 「こころの再生」府民運動とは、大人も子どもも今一度、忘れてはならない大切な「こころ」を見つめ直し、府民一人ひとりが身近な取り組みから実践することを呼びかける運動です。
  7. 「放課後子ども教室」とは、大阪府教育庁が実施する、府内の小学生を対象に、放課後や週末などに様々な体験・交流活動や学習活動等を行う事業です。ドコモは、専門的なスキルやコンテンツを活かし、2016年度よりメニュー提供しています。
  8. 「大阪スポーツ王国事業」とは、健康で明るく活力に満ちた社会をつくるため、府が取り組むスポーツ振興事業で、大阪のトップスポーツチームと連携し、府民がスポーツに触れる機会を提供しています。
  9. 「大阪880万人訓練」とは、南海トラフ地震と大津波を想定し、府民が、様々な情報源から地震や津波の発生情報を認識し行動できるよう、府が実施する全国最大規模の訓練です。
  10. 「Well-Being OSAKA Lab(ウェルビーイングオオサカラボ)」とは、大阪府と企業・大学が連携し、働き方改革や健康経営等に関する課題・情報を共有し、健康に関する様々な課題解決をめざすプロジェクトです。
  11. 「男女いきいき・元気宣言」とは、「女性の能力活用」や「仕事と家庭の両立支援」など、男性も女性もいきいきと働くことのできる職場をめざし意欲的に取り組む企業・団体を、府が「男女いきいき・元気宣言」事業者として登録し、その取組みを応援していくものです。

  • iPadは、Apple Inc.の商標です。
  • 「ドコモ5Gオープンラボ」は、株式会社NTTドコモの商標です。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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