報道発表資料

(お知らせ)ドコモのパーソナルデータの取り扱いについて
-パーソナルデータ憲章の公表、およびプライバシーポリシーをよりわかりやすく再編-
<2019年8月27日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、最適なプライバシー保護を実現し、お客さまに安心してドコモのサービスをご利用いただくために、「NTTドコモ パーソナルデータ憲章」(以下、本憲章)を、2019年8月27日(火曜)に公表いたします。本憲章は、お客さまに関する情報(以下、パーソナルデータ1)の取り扱いにおける理念を明確化し、自らを規律するものとして制定したものです。また、「プライバシーポリシー」を再編し、2019年12月11日(水曜)より適用を開始いたします。

ドコモは、2020年のさらにその先を見据え、ビジネスパートナーのみなさまとともにお客さまの期待を超えることにより、お客さまへの驚きと感動の提供、パートナーとの新しい価値の協創の実現をめざしています。そのためには、5GやAIなどの最新技術を活用するとともに、お客さまのパーソナルデータを活用させていただくことがあります。その一方で、社会全般でパーソナルデータの活用が進展していくなかで、これまで以上に個人のプライバシーへの配慮について関心が高まっています。ドコモも法令を順守することは当然のことながら、さらに一歩踏み込んだプライバシー保護を実践することも重要な使命と考えています。
ドコモは、これまでも便利で安心・安全なサービスのご提供に努めてまいりましたが、このような背景を踏まえ、今後も従来と同様にお客さまの信頼にこたえ続け、引き続きパーソナルデータを適切に取り扱っていくために、本憲章を2018年5月1日(火曜)に定めました。そして、本憲章に定める6つの行動原則に基づいた運用が順調に進み、実績を積んでいる2ことから、公表することといたしました。

また、本憲章に基づく具体的な取り組みの一環として、「プライバシーポリシー」の再編を行います。従来はプライバシーポリシーを事業分野ごとに定めておりましたが、この度、会員基盤への変革という事業運営方針に基づき、これまでのパーソナルデータの取り扱い範囲を変更することなく、シンプルでわかりやすい構成・表現に改めます。
さらに、ドコモによるパーソナルデータの取り扱いについて、お客さまが直感的にご理解いただける「知ってナットク!ドコモのパーソナルデータ活用」を公開します。また、ドコモに対して同意いただいた主な事項を一覧でご覧いただくことや3、社内での利用・第三者提供について、取り扱いが可能か否かを一定の範囲でお客さま自らご設定・ご変更いただくことができる「パーソナルデータダッシュボード」4をWebサイト上でご提供します。

ドコモは、今後もお客さまにドコモにおけるパーソナルデータの取り扱いについてご理解いただき、安心してサービスをご利用いただけるよう努めてまいります。

  1. パーソナルデータとは、個人情報保護法上の「個人情報」も含まれますが、「機器やブラウザのIDなどによって識別できる個人に関するデータ」も含み、本憲章はパーソナルデータ全般を対象としています。
  2. 社内運用面としてプライバシー影響を評価する制度(PIA制度)の運用などを行ってまいりました。
  3. パーソナルデータの第三者提供、位置情報の取得・利用などについて、同意状態を確認することができます。
  4. パーソナルデータの第三者提供設定、お客さまの同意内容一覧、各種ご案内設定、dアカウント連携設定を利用することができます。なお、サービス提供に必須の第三者提供などについては、設定や変更できません。

別紙1 「パーソナルデータ憲章」の公表について

ドコモはイノベーション創出に向け、これまでと変わらずお客さまの信頼にこたえ、パーソナルデータ1について責任をもって取り扱うために、大切にする理念を明確化し、6つの行動原則に基づき自らを規律するものとして「NTTドコモ パーソナルデータ憲章」を2018年5月1日(火曜)に制定いたしました。ドコモは、以下に掲げる行動原則を、企業活動のあらゆる場面において、お客さまのパーソナルデータを取り扱う際の意思決定の基準といたします。

1 公表日

2019年8月27日(火曜)

2 「NTTドコモ パーソナルデータ憲章」行動原則の概要

「NTTドコモ パーソナルデータ憲章」行動原則の表
  行動原則 概要
1 透明性の原則 透明性を確保し、パーソナルデータの取得・利用に関する分かり易い説明と、お客さまとのコミュニケーションの充実に努めます。
2 お客さま利益・社会貢献の原則 パーソナルデータの利用にあたっては、お客さまの利益になるか、社会への貢献につながるかを意識し、お客さまのお気持ちに配慮します。
3 意思尊重の原則 パーソナルデータの性質や利用態様に応じて選択手段(オプトアウト等)を提供し、選択手段は簡易なものとなるよう努めます。
4 第三者提供時の配慮原則 オープンイノベーションの取り組みなどにおいてパートナーとの間で情報連携をする場合、法令を順守するだけでなく、お客さまのプライバシーにも配慮し、情報の性質等に応じて適切な方法で実施します。
5 セキュリティ対策の原則 情報事故を防ぐために、お客さまの情報を適切な手段を用いて保護し、定期的な情報セキュリティ評価を行います。
6 体制整備の原則 プライバシー・バイ・デザインの思想に基づき商品・サービスを開発します。
社内での教育、啓発等により、プライバシーへの配慮を徹底します。
プライバシーへの影響を評価する仕組みを整備、運用します。

詳細については、下記ドコモ公式HPよりご確認ください。
【NTTドコモ パーソナルデータ憲章】

3 社外有識者会議について

ドコモは「パーソナルデータの活用によるお客さまや社会への新たな価値の提供」と「お客さまにとって最適なプライバシー保護」の実現に向け、パーソナルデータ憲章を制定するため、有識者会議を開催しました(2018年1月~3月、全3回)。社外の幅広い知見を有する有識者の方々により、ドコモの取り組みとパーソナルデータ憲章の内容を評価・検討をいただきました。

<構成員2

写真:会議風景

石井 夏生利

筑波大学図書館情報メディア系准教授

坂下 哲也

日本情報経済社会推進協会常務理事・
電子情報利活用研究部部長

沢田 登志子

一般社団法人ECネットワーク理事

宍戸 常寿

東京大学大学院法学政治学研究科教授

徳力 基彦

アジャイルメディア・ネットワーク取締役CMO

森 亮二
(座長)

弁護士

<座長によるコメント>

森 亮二 弁護士

写真:森 亮二 弁護士

弁護士法人英知法律事務所 パートナー弁護士、
第一東京弁護士会所属、ニューヨーク州弁護士、
東京大学 法学部卒業、ペンシルバニア大学ロースクール卒業
[専門分野]:企業法務全般、電子商取引、
電気通信、インターネット、独占禁止法
[近著]:「プラットフォーマーの私法・公法上の責任」
(ビジネス法務17巻9号(2017))、
「「個人識別性」の概念:個人情報、匿名加工情報の定義」
(現代消費者法35号(2017))

NTTドコモは、消費者のパーソナルデータを利活用する際の基本的なルールを定めた「行動原則」を作りました。その内容は、パーソナルデータを保護するうえで求められる基本的な事項を確認した上で、その保護を「一歩進めた」ものになっています。透明性の確保を第一の行動原則とし、消費者の利益と選択の重視をその直後に掲げています。
NTTドコモのアプローチは、パーソナルデータの効率的な利活用のみを追求するものではありません。例えば、AIなどによる自動化を進める一方で、これまで行ってきた人の手による丁寧な対応も重視しています。
このような行動原則を守れば、どうしても利活用の際に手間がかかります。できることの範囲自体も限られてくるでしょう。それでも、こうしたアプローチにこだわるのは、利活用には、結局のところ、消費者の信頼が不可欠だと考えるからです。
現在、国の内外で、企業のパーソナルデータの利活用のあり方に対する見直しが始まっているように感じられます。踏み込んだ言い方をすれば、消費者に対して十分な説明をしているとは言い切れないこれまでのやり方は通用しなくなりつつあるのです。パーソナルデータの保護について、消費者の信頼が得られなければ、結局、パーソナルデータの利活用は困難になるでしょう。その意味で、行動原則は、NTTドコモが消費者の信頼の下にイノベーションを実現するために必要な条件を明確にしたものなのです。
NTTドコモは、中期戦略2020「beyond宣言」を推進するにあたり、同時並行でこの行動原則を検討し、決定しました。新たな事業戦略を打ち出す際に、パーソナルデータの保護についてのルールを決めておく姿勢は、「行動原則」に掲げる「プライバシー・バイ・デザイン」の実践であり、パーソナルデータを保有・利用するすべての企業にとって、範となるものです。

  1. パーソナルデータとは、個人情報保護法上の「個人情報」も含まれますが、「機器やブラウザのIDなどによって識別できる個人に関するデータ」も含み、本憲章はパーソナルデータ全般を対象としています。
  2. 五十音順・敬称略(肩書は会議当時のものです)

別紙2 「プライバシーポリシー」の再編について

1 再編日

2019年12月11日(水曜)

2 再編に伴う変更点

  1. パーソナルデータ1の取り扱いの範囲を変更することなく、パーソナルデータの利用目的などがお客さまにとってわかりやすくなるように構成・表現を改めます。
  2. 新たなコンテンツ、および機能として、「知ってナットク!ドコモのパーソナルデータ活用」、および「パーソナルデータダッシュボード」を提供いたします。
画像:プライバシーポリシーの体系図画像:プライバシーポリシーの体系図

詳細については、下記ドコモ公式HPよりご確認ください。
【NTTドコモ プライバシーポリシー(2019年12月11日適用開始)】

3 新たにご提供するコンテンツおよび機能

  1. 知ってナットク!ドコモのパーソナルデータ活用
    ドコモにおけるパーソナルデータの活用事例などについて、イラストなどを用いてわかりやすく解説いたします。
    (お客さまの関心や社会情勢に応じて、内容は随時更新することがあります。)
画像:ドコモのパーソナルデータ活用画像:ドコモのパーソナルデータ活用
  • 画面はイメージです。
  1. パーソナルデータダッシュボード
    パーソナルデータの取り扱いについて、お客さまがドコモに対して同意いただいた主な事項を一覧でご覧になれます。さらに、社内でのご利用や第三者提供について、取り扱いが可能か否かを一定の範囲でお客さま自らご設定・ご変更いただくことができる機能を提供いたします。2
    (お客さまの関心や社会情勢に応じて、内容は随時更新することがあります。)
画像:お客様のパーソナルデータダッシュボード画像:お客様のパーソナルデータダッシュボード
  • 画面はイメージです。
  1. パーソナルデータとは、個人情報保護法上の「個人情報」も含まれますが、「機器やブラウザのIDなどによって識別できる個人に関するデータ」も含み、プライバシーポリシーはパーソナルデータ全般を対象としています。
  2. サービス提供に必須の第三者提供などについては、設定や変更できません。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

このページのトップへ