報道発表資料

(お知らせ)日本郵政グループと災害時の移動基地局車の迅速な展開に向けて合同訓練を実施
-全国51の「かんぽの宿」等への避難所支援物品配備も決定-
<2017年3月10日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、日本郵政グループとNTTグループとの間で2015年9月に締結した「防災及び災害対処活動に関する相互協力に関する協定」に基づき、更なる連携強化のため、2017年3月10日(金曜)に初めて郵便局を使用した合同防災訓練を実施しました。

本訓練は、首都圏直下地震が発生したことを想定し、近隣の避難所の携帯電話サービスエリアの救済を目的に、代々木郵便局の構内に移動基地局車を出動させ、臨時の携帯電話基地局を開設する実働訓練です。あわせて、自治体指定避難所等で実施する無料充電サービスや、「docomo Wi-Fi」及び無料衛星携帯電話の「通信コーナー」の設営の連携訓練も行いました。

従来、移動基地局車を展開するためには、都度車両の駐車場等を施設管理者と個別調整していました。この度、日本郵政グループとの連携強化によって、災害発生時ドコモの災害復旧機材を迅速に設置できるようになりました。
また、ドコモは2017年3月までに日本郵政グループの全国51か所の「かんぽの宿」等へ避難所支援のための「災害対応充電器(マルチチャージャ)」を配備する他、「docomo Wi-Fi」を2017年度上期目途で整備することを決定しました。
「かんぽの宿」の多くは災害発生時に自治体から避難所に指定されるため、避難者に対して速やかに無料充電サービスや無料Wi-Fiサービス(災害用統一SSID『00000JAPAN』)の提供が可能となります。

ドコモは災害時においても、お客さまが携帯電話を安心してご利用いただけるよう、今後も災害対策への取り組みを強化してまいります。

別紙1 「かんぽの宿」等への避難所支援物品の配備

1. 配備場所

日本郵政株式会社宿泊施設 全国51か所(内訳:「かんぽの宿」49、「かんぽの郷」1、「ラフレさいたま」1)

2. 配備物品


災害対応充電器(マルチチャージャ)
(各施設に1台ずつ配備)

docomo Wi-Fi
(各施設に1台ずつ配備)

3. スケジュール(予定)

  1. 災害対応充電器(マルチチャージャ)…2017年3月までに配備
  2. 「docomo Wi-Fi」…2017年度上期目途で配備

4. 参考

  1. 災害対応充電器(マルチチャージャ)とは
    ドコモ以外のスマートフォン・携帯電話でもご利用いただける携帯電話充電器1
  2. 「docomo Wi-Fi」とは
    既存の「docomo Wi-Fi」のサービスエリアにおいて、スマートフォンやタブレット、パソコンでご利用いただける公衆Wi-Fiサービスです。2
  1. 18台の携帯電話およびタブレットを同時に充電可能です。
  2. 災害時は、災害用統一SSID「00000JAPAN」を選択いただくことで、Wi-Fi通信を無料でご利用いただけます。

別紙2 「日本郵政グループ合同防災訓練」での連携状況

1. 合同防災訓練の概要

首都圏直下地震が発生したことを想定し、日本郵政グループとドコモで連携した実働訓練を実施しました。

  • 自治体指定避難所の携帯電話のサービスエリアの救済を目的とした、代々木郵便局の構内への移動基地局車の出動と臨時の基地局開設
  • 日本郵政株式会社の輸送網で郵送した携帯電話等の「通信コーナー」の設営

2. 訓練実施場所

日本郵便株式会社 代々木郵便局(東京都渋谷区西原1-42-2)

3. 訓練実施日時

2017年3月10日(金曜)

4. 訓練模様


  • 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの商標または登録商標です。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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