厚生労働省の収納モデル事業として、東京都江東区が後払い電子マネー「iD」を採用
-国民健康保険料の支払いに「iD」を試験的に導入-
<2008年4月15日>
三井住友カード株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:月原 紘一)とNTTドコモは、厚生労働省の依頼により東京都江東区が実施している「携帯電話を活用した国民健康保険料の収納モデル事業」に参画し、2008年6月より国民健康保険料の収納手段として後払い電子マネー「iDTM(アイディ)」を試験的に導入いたします。
本件は、「iD」で公金がお支払いいただける初めての取り組みとなります。
江東区で行われている「収納モデル事業」は、厚生労働省が国民健康保険料の収納率向上、特に収納率が低い若年層の被保険者の収納率向上を目的として検討してきた「携帯電話を活用した新たな収納方法」のモデル事業として2007年度より実施されているもので、これまで(1)携帯電話料金への上乗せ支払い、(2)前払い(プリペイド)型電子マネーでの収納が開始されています。
このたび、2008年6月より、新たに後払い(ポストペイ)型電子マネーとして、「iD」のネット決済による保険料収納を開始いたします。なお、モデル事業期間は2009年3月までです。
「iD」による保険料収納については、2008年5月中旬までに江東区にてモニターを募集し、モニターの携帯電話には、毎月メールで保険料の支払い案内が通知されます。モニターは本人だけがアクセスできる専用サイトで、お支払い方法に「iD」を指定していただければ、携帯電話内の非接触ICチップに登録されている「iD」のカード情報が自動的に読み出され、ネット決済(認証・お支払い)が完了します。
「iD」は、NTTドコモのおサイフケータイまたは「iD」搭載のクレジットカードを専用の読み取り機にかざすだけでスピーディにお支払いができる決済サービスです。後払い(ポストペイ)方式なので面倒なチャージも不要で、小額から高額までのお客様の決済ニーズに幅広く対応できます。また、ネット決済にも対応しており、ショッピングサイト(ネット通販など)においても、おサイフケータイ上のiDアプリを利用して決済することが可能で、クレジットカード番号を入力する必要がないため、簡単かつ安全にお支払いできます。
三井住友カードとNTTドコモは、今回の国民健康保険料の取り組みを契機に、公共分野においても「iD」の活用・拡大を推進してまいります。
「iD」による国民健康保険料の決済イメージ
- 「iD」のネット決済は、FOMA®のおサイフケータイに対応しています。
- 「おサイフケータイ」「FOMA/フォーマ」「iD」は、NTTドコモの登録商標または商標です。
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