報道発表資料

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
沖縄県名護市
学校法人名護総合学園名桜大学
西日本電信電話株式会社沖縄支店

NTTドコモ（以下ドコモ）は、沖縄県名護市（市長：島袋 吉和、以下名護市）、および学校法人名護総合学園名桜大学（理事長：比嘉 鉄也、以下名桜大学）、西日本電信電話株式会社沖縄支店（支店長：古堅 一成、以下NTT西日本沖縄支店）と協同し、総務省の「ユビキタス特区」事業1 である「携帯電話による観光動線誘導サービスの実証（ケータイ旅人（たびんちゅ）サービス）」を沖縄県名護市において、2009年1月31日（土曜）〜2009年3月1日（日曜）の期間で実施します。

2008年3月、名護市が総務省の「ユビキタス特区」事業において、「ユビキタス観光立国」としてユビキタス特区に指定され、「携帯電話による観光動線誘導サービスの実証」を対象プロジェクトとして決定を受けておりましたが、ドコモが、名護市・名桜大学・NTT西日本沖縄支店と協力し、提案を行った結果、2008年10月、総務省の「ユビキタス特区」事業の委託先に採択され、専用の携帯電話端末2 をモニターに貸し出し、実証を実施することとなりました。

実証にあたって、実施主体であるドコモは、現在、個別に起動・動作しているGPS、アクティブタグ、非接触ICカード(FeliCa)の機能を、利用者が意識することなく統合的に利用することができる携帯アプリを開発します。また、モニターを通じたサービス実証では、今回、名護市が現地観光施設や行政側との調整を全面的支援し、NTT西日本沖縄支店が現地でのシステム構築・運用をサポートするとともに、名桜大学を中心に有識者を委員とした運営委員会が、実証内容・結果への助言・アドバイスを行うこととしています。

• 1 「ユビキタス特区」事業（http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070618_5.html）：
  国際的に優位にあるユビキタスネットワーク技術などを活用し、世界最先端のサービスの開発、実証実験などを促進し、日本イニシアティブによる国際展開可能な「新たなモデル」を確立するとともに、豊かな国民生活の実現に寄与することを目的とする平成20年度から3ヵ年の総務省プロジェクト。
• 2 専用の携帯電話端末に、総務省「ユビキタス端末技術の研究開発」の成果の一部（アクティブタグリーダー／ライター）を活用します。（http://www.soumu.go.jp/menu_02/ictseisaku/ictR-D/jigyou_ichiran_h20_1.html）

実証概要

実証名称

「ケータイ旅人（たびんちゅ）サービス」

実施期間

2009年1月31日（土曜）〜2009年3月1日（日曜）

実施場所

沖縄県名護市（対象観光施設：OKINAWAフルーツらんど、ナゴパイナップルパーク、ネオパークオキナワ、道の駅許田、森のガラス館の5ヶ所）

実証内容

ユビキタス特区事業初年度である今年度は、GPS、アクティブタグ、非接触ICカード（FeliCa）の機能をシームレスに連携できるように開発した携帯アプリを利用して、屋外ではGPS、観光施設周辺や施設内ではアクティブタグ、観光施設内では非接触ICカード（FeliCa）による観光案内を観光客が意識することなく統合的に利用することができます。これにより、観光施設は、屋内・屋外を問わず、その場・その時に応じたタイムリーな観光情報を提供することが可能となり、観光客に対し、「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」の満足度の高い観光誘導を実現します。

モニターの募集方法

1. 2009年1月31日から3月1日までの期間中、1泊2日以上の予定で、沖縄観光旅行を計画している2名以上のグループの方
2. 旅行期間中、名護・美ら海水族館方面の観光を予定している方
3. レンタカーの利用・返却の両方が、OTSレンタカー臨空豊崎営業所である方
4. OTSレンタカー臨空豊崎営業所にて貸出すドコモの実験用携帯電話を旅行期間中、常時利用できる方
5. モニター終了後、アンケートに協力していただける方

上記の条件に同意していただける方は、OTSレンタカー臨空豊崎営業所（現地）にて正式に受付いたします。

［参考］サービス提供イメージ

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。なお最新のお問い合わせ先は、お問い合わせをご覧ください。