「ビジネスmoperaアクセスTMプロ」で「FOMA® M1000」対応の機能拡充を実施
<2005年6月20日>
NTTドコモグループ9社(以下ドコモ)は、「FOMA M1000」の販売開始に伴い、法人向けリモートアクセス「ビジネスmoperaアクセスプロ」において、2005年7月1日から、下記の機能拡充を行います。
- メール自動受信機能
従来は、社内LANのアドレス宛てに送付されたメールをエンドユーザが受信するには、いったん社内LANにアクセスした上で、受信操作を行う必要がありましたが、今回の機能拡充により、M1000での自動受信が可能となります。これにより、緊急時等のメールも、外出先でリアルタイムに閲覧することが出来るようになります。
- 遠隔アプリ起動
社内LAN側から、エンドユーザが持っているM1000のアプリケーションを起動・実行することが可能となります。これにより、社内LANとのリアルタイムな連携が可能となり、例えば、M1000に最新の在庫情報を表示させたり、スケジューラで予約を入れたりすることが可能となります。
- 遠隔ロック及びデータ消去
エンドユーザがM1000を紛失した場合等に、社内LAN側から、M1000を遠隔ロックしたり、M1000の電話帳データや送受信メールの他、アプリケーション等のユーザデータを消去したりすることが可能となります。
また、「ビジネスmoperaアクセスプロ」、同「アクセスプレミアムFOMAタイプ」、同「アクセスエコノミー」、同「アクセスシンプル」において、M1000からも社内LANへのアクセスが可能となります。
サービスの概要は以下のとおりです。
「FOMA M1000」の販売開始に伴う「ビジネスmoperaアクセスプロ」機能拡充
1. 提供条件
(1)モバイル端末(M1000)側
- メール自動受信
ご利用に先立ち、M1000の画面上で「コントロールパネル」の「メールアカウント」から、所定の設定を行ってください。
- 遠隔アプリ起動
- メール自動受信の設定をします。(上述)
- アドインアプリ「M1000遠隔アプリ起動」を、インストールします。1
- M1000の画面上で「コントロールパネル」の「遠隔アプリ起動」から所定の設定をします。
- 遠隔ロック及びデータ消去2
- メール自動受信の設定をします。(上述)
- M1000遠隔アプリのインストールおよび設定をします。(上述)
- アドインアプリ「M1000セキュリティ監視ツール」をインストールします。3
- M1000の画面上で「コントロールパネル」の「セキュリティ監視ツール」から所定の設定をします。
(2)社内LAN側
- メール自動受信機能の利用申込が必要です。
- 社内LAN上に、メールサーバと連動して動作するクライアントソフトをご用意ください。4
2. 料金
(1)モバイル端末(M1000)側
- イニシャルコスト
事務手数料、工事費等は必要ありません。
- ランニングコスト
ご契約の料金プランに基づくFOMAパケット通信料金が発生します。
(2)社内LAN側
- イニシャルコスト
- 「ビジネスmoperaアクセスプロ」設定変更工事費として、63,000円(税込)が必要となります。
- 社内LAN上に、メールサーバと連動して動作するクライアントソフトをご用意いただく費用が、別途必要となります。
- ランニングコスト
ドコモからの新たな料金請求は発生しません。
- 1 アドインアプリ「M1000遠隔アプリ起動」は、ドコモの法人営業担当者からお渡しします。
- 2 下記の機能のご利用時にはM1000の電源がONとなっていることが必要です。
- 3 アドインアプリ「M1000セキュリティ監視ツール」は、ドコモの法人営業担当者からお渡しします。
- 4 技術的条件の詳細については、NTTドコモ企業サポートセンタ(TEL:0120-067-360)またはドコモの法人営業担当者にご相談下さい。
M1000からの「ビジネスmopera」へのアクセス
1. 「ビジネスmoperaアクセスプロ」1、同「アクセスシンプル」、同「アクセスプレミアムFOMAタイプ」へのアクセス
M1000、社内LANとも、現状の設定及びランニングコストのままで、リモートアクセスが可能です。
2. 「ビジネスmoperaアクセスプロ」への、Mzone及びインターネット経由でのアクセス
M1000からインターネットまたはMzoneを経由して社内LANにリモートアクセスすることが可能となります。
- インターネット経由の場合
〔提供条件〕
(1)モバイル端末(M1000)側
- mopera U等のインターネットプロバイダとのご契約が必要です。
- ご利用に先立ち、M1000の画面上で「movianVPN」の設定を行ってください。
(2)社内LAN側
「ビジネスmoperaアクセスプロ」のオプション契約「インターネットVPNアクセス」のお申し込みが必要です。〔料金〕
(1)モバイル端末(M1000)側
- イニシャルコスト
インターネットプロバイダとのご契約に基づく料金が必要となります。
- ランニングコスト
ドコモの料金プランに基づく通信料金、及び、インターネットプロバイダとのご契約に基づく料金が必要となります。
(2)社内LAN側
- イニシャルコスト
工事料60,000円(税込63,000円)が必要となります。
(なお、「ビジネスmoperaアクセスプロ」新規お申し込みの場合は、上記工事料は初期工事料に含まれます。) - ランニングコスト
「ビジネスmoperaアクセスプロ」ご契約に基づく同時接続数に応じて、下表に基づくオプション機能「インターネットVPNアクセス」使用料が必要となります。
同時接続数 金額 1〜10 2,500円(税込み2,625円)×同時接続数 11〜50 25,000円(税込み26,250円)+2,300円(税込み2,415円)×(同時接続数−10) 51以上 117,000円(税込み122,850円)+2,000円(税込み2,100円)×(同時接続数−50)
- Mzone経由の場合
〔提供条件〕
(1)モバイル端末(M1000)側
- ドコモへのお申し込みは不要です。
- ご利用に先立ち、M1000の画面上で「movianVPN」の設定を行ってください。
(2)社内LAN側
「ビジネスmoperaアクセスプロ」のオプション契約「インターネットVPNアクセス」が必要です。〔料金〕
(1)モバイル端末(M1000)側
イニシャルコスト、ランニングコストとも不要です。(2)社内LAN側
- イニシャルコスト
工事料60,000円(税込63,000円)が必要となります。
(なお、「ビジネスmoperaアクセスプロ」新規お申し込みの場合は、上記工事料は初期工事料に含まれます。) - ランニングコスト
「ビジネスmoperaアクセスプロ」ご契約に基づく同時接続数に応じて、下表に基づくオプション機能「インターネットVPNアクセス」使用料が必要となります。
同時接続数 金額 1〜10 2,500円(税込み2,625円)×同時接続数 11〜50 25,000円(税込み26,250円)+2,300円(税込み2,415円)×(同時接続数−10) 51以上 117,000円(税込み122,850円)+2,000円(税込み2,100円)×(同時接続数−50)
3. 「ビジネスmoperaアクセスエコノミー」へのアクセス
〔提供条件〕
(1)モバイル端末(M1000)側
「アクセスエコノミー接続ソフトfor M1000」をダウンロード(無償)し、M1000を再起動してください。(7月上旬公開予定)
(2)社内LAN側
社内LANはそのままで、本機能をご利用頂けます。
〔料金〕
(1)モバイル端末(M1000)側
- イニシャルコスト
イニシャルコストは不要です。2
- ランニングコスト
ご契約の料金プランに基づく通信料金が必要となります。
(2)社内LAN側
本機能ご利用に当たっては、イニシャルコストもランニングコストも発生しません。
[参考]
(PDFファイルが開きます)「FOMA M1000」の販売開始に伴う「ビジネスmoperaアクセスプロ」機能拡充イメージ図 (PDF形式:706KB)
- 「ビジネスmopera/ビジネスモペラ」、「moperaアクセス/モペラアクセス」、「FOMA/フォーマ」はNTTドコモの商標および登録商標です。
PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償提供されているAdobe® Reader® プラグインが必要です。「Adobe® Acrobat®」でご覧になる場合は、バージョン10以降をご利用ください。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。なお最新のお問い合わせ先は、お問い合わせをご覧ください。