株式会社NTTドコモ中国(広島市中区、社長:中山 治英)における平成20年3月期(平成19年度)決算についてお知らせいたします。
移動通信市場は、昨年12月に携帯電話契約数が全国で1億契約を突破し1、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)や新規事業者参入などにより競争はますます激化しています。
このような市場環境下で、当社は赤い星印の「DoCoMo 2.0」を掲げ、8月に「ファミ割MAX50」「ひとりでも割50」の新割引サービス、11月には「ALL IN 世界ケータイ 905iシリーズ」発売と同時に新販売方式「バリューコース」「ベーシックコース」を導入するなど、常に「お客様重視」の視点で、一歩先の「料金サービスの提供・魅力的な端末ラインアップ・サービスの充実・ネットワーク品質の向上・アフターサービスの充実」に努めてきました。
当期における営業収益は、19年度に新たに導入した割引サービスの影響や通話料収入の低減傾向が継続したため2,935億円(前期比4.9%減)と前期を下回りました。また、営業利益についても369億円(前期比9.8%減)と前期を下回りました。
決算概要は別紙のとおりです。
ドコモはこのたびコーポレートロゴ、ブランドステートメント、ブランドスローガンを新たにし、7月1日には全国1社に統合します。今後も人を起点としてさまざまな絆づくりを実現する企業を目指していくとともに、お客様一人ひとりにあう高い付加価値を確かな品質でご提供するべく事業を進めてまいります。
参考:携帯電話・FOMA契約数の状況
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平成18年度末 |
平成19年度末 |
増減数 |
増減率(%) |
携帯電話(FOMA含む) |
2,919,800 |
2,955,400 |
35,600 |
1.2 |
FOMA(再掲) |
1,794,600 |
2,327,500 |
532,900 |
29.7 |
- 1 社団法人電気通信事業者協会(TCA)公表によるもの。
<別紙>平成20年3月期 決算概要
会社名: 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国
本社所在地: 広島市中区大手町四丁目1番8号
平成20年3月期の業績(平成19年4月1日〜平成20年3月31日)
(1)経営成績
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
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売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
20年3月期
19年3月期 |
百万円 |
% |
293,572 |
△4.9 |
308,561 |
1.7 |
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百万円 |
% |
36,901 |
△9.8 |
40,901 |
△16.2 |
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百万円 |
% |
35,973 |
△10.7 |
40,274 |
△18.2 |
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当期純利益 |
1株当たり 当期純利益 |
自己資本 当期純利益率 |
総資本 経常利益率 |
売上高 経常利益率 |
20年3月期
19年3月期 |
百万円 |
% |
21,391 |
△10.6 |
23,917 |
△18.5 |
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円 |
銭 |
565,383 |
34 |
632,164 |
61 |
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表中のパーセント表示は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益における対前期増減率であります。
(注)期中平均株式数 20年3月期:37,834.54株 19年3月期:37,834.54株
(2)財政状態
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総資産 |
純資産 |
自己資本比率 |
1株当たり純資産 |
20年3月期
19年3月期 |
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円 |
銭 |
4,335,585 |
42 |
4,231,502 |
63 |
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(注)期末発行済株式数 20年3月期:37,834.54株 19年3月期:37,834.54株
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