地域からのお知らせ(北海道)

北海道・更別村の“近未来技術等社会実装事業”におけるドローンによる農業支援の社会実装に参画

2018年10月14日
株式会社NTTドコモ北海道支社

株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)は、北海道・更別村において、内閣府が募集する新たな地方創生事業の枠組みである“近未来技術等社会実装事業”として、世界トップレベルの「スマート一次産業」の実現に向けた実証フィールド形成による地域創生事業が採択されたことを受け、更別村の立ち上げる” 更別村スマート産業イノベーション協議会“へ加入すると共に、一次産業分野におけるドローンの活用を推進すべく、更別村において実証実験及び農家等への普及(社会実装)へ向けた様々な取り組みを実施してまいります。

1.実施概要

ドローン総合事業者である株式会社AIRSTAGE社と協力し、ドローン技術の応用事例として研究・開発を進めているリモートセンシング技術とAI技術を活用したシステムを用いて、更別村における実証実験及び農家等への普及(社会実装)へ向けた取り組みを行う。

2.実施目的

近未来技術の活用により、北海道最大の強みである一次産業の生産性向上を図り、地域の 「稼ぐ力」を高めることにより、北海道ならではの地域創生を実現する。

3.実施場所

北海道 更別村

4.実施期間

平成30年10月14日~平成33年3月31日

5.実施内容

<別紙>実証実験内容を参照願います。
実証実験を皮切りに、先進農業ICTサービスの普及促進を進めてまいります。

<別紙>実証実験内容

ドローンが自動的に農場の上空を飛行し、近赤外線を利用した画像を撮影することで、農場全体の生育状態を効率的に把握する。(図1)
また、この結果から農場全体の生育状態をマップ化(生育マップ)し、ドローンでの肥料・農薬の散布量を生育状態に合わせて自動的に調整し(可変施肥)、ピンポイントで散布を行うことで、効果的かつ効率的な作業を実現する。(図2)
トラクターへ生育マップを送り、トラクターにおいても生育状態に合わせて自動で農薬・肥料散布の散布量の調節を行う。農地管理・農作業指示・結果登録などと共に、ドローンの自動飛行を実現するシステムを提供する。(図3)

実証実験内容実証実験内容



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