地域からのお知らせ(北陸)

白山市、金沢工業大学、ドコモ、持続可能な開発目標(SDGs)における5G・ICTの利活用推進に関する連携協定を締結

2018年11月5日

 白山市、金沢工業大学、株式会社NTTドコモ北陸支社(以下、ドコモ)は、持続可能な開発目標(SDGs)における5G・ICTの利活用推進に関する連携協定(以下、「本協定」)を、2018年11月5日(月曜)に締結しました。
 豊富な自然と美しい景観に恵まれた白山市は、2018年6月に内閣府から、「SDGs」の達成に向けた優れた取組みを提案した自治体として「SDGs未来都市※1」に選定されました。
 本協定により、山間部を拠点とし、産学官民連携のもと、環境に調和した持続可能な経済発展や豊かな生活を実現し、その成果を市全体に還元するサイクルの確立をめざしています。

 ※1「SDGs未来都市」は、内閣府が、自治体(都道府県及び市町村)を対象に、SDGsの達成に向けた取り組みを公募し選定したものです。全国で29都市あり、北陸3県では白山市のほか、石川県珠洲市、富山県富山市が選定されています(2018年6月15日現在)。

 なお、協定の内容は下記のとおりです。

本協定概要

1 協定の名称
 持続可能な開発目標(SDGs)における5G・ICTの利活用推進に関する連携協定

2 協定締結日
 2018年11月5日(月曜)

3 協定の目的
 SDGsの理念に基づき、白山市において、経済、社会及び環境が調和した、持続可能な社会の実現を図ること。さらに、その成果をモデルとし、他地域・自治体への情報展開をめざす。

4 連携事項
 (1)「白山市SDGs未来都市計画」に記載される取組みの実施に関すること
 (2)SDGsの認知度向上を図り、広く市民及び企業などに普及啓発すること
 (3)「白山SDGsオープンイノベーションラボ」の立ち上げに向けた推進協議会の設立に関すること
 (4)5G・ICT技術を活用したデータ分析・人材育成に関すること
 (5)その他、白山市におけるSDGsの達成に向けた連携協力に関すること

5 検討中の具体的な取り組み
 (1)自然環境状況のデータ取得
    ・白山麓の水源等にデータセンサー設置
    ・情報取集基盤の設置
 (2)SDGsの認知度向上を図り、広く市民および企業などに普及啓発すること
    ・地域住民へのデータ分析人材育成の教育プラットフォームの提供
    ・5Gを活用した遠隔地との情報データの送受信
 (3)社会課題の解決
    ・分析データの見える化・オープンデータ化
    ・住民への情報発信基盤

6 各者の役割
 白山市:白山市SDGs未来都市計画の推進、市民に向けたSDGsの普及啓発
 金沢工業大学:データ分析人材の育成、及び企業などへ参画呼びかけ
 ドコモ:5G・ICT技術を活用した、自然環境状況データなどの収集・分析
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