地域からのお知らせ(関西)
太陽光発電システム用遠隔監視サービスの開始について
2015年6月24日
田淵電機株式会社
株式会社NTTドコモ
田淵電機株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:貝方士利浩、以下田淵電機)は、株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)が提供する「docomo M2Mプラットフォーム」およびデータ通信回線を活用し、本年7月1日(水曜)より太陽光発電システム用の「産業用・遠隔監視サービス」(以下本サービス)の提供を開始いたしますので、お知らせいたします。
本サービスは、田淵電機のEneTelus※(エネテラス)三相パワーコンディショナ製品を使用した太陽光発電施設を、インターネット経由で発電事業者様、システム販売会社様の双方で遠隔監視できるサービスです。遠隔地にある発電所設備でも、パソコンやスマートフォンを使って発電状況を常時確認することができ、また発電停止など万一のトラブル時も監視画面上の警告表示とアラートメール機能により早期発見と対策が可能です。
本サービスでは、同時発売の通信ゲートウェイボックスにより、メガソーラーが多く立地する山間部や沿岸部で広いカバーエリアを持つドコモの通信ネットワークを通じて、田淵電機独自のIoTクラウドサービス「EneTelus-cloud(エネテラスクラウド)」にパワーコンディショナの稼働情報を集約します。将来的に電力会社により運用が開始されるインターネットを前提とした遠隔出力制御にも迅速な対応を図ることができます。
さらに本年10月には、田淵電機独自の「パワコン見守りサービス」を開始いたします。メーカー自らパワーコンディショナの監視を行い、発電稼動状態の定期確認や、異常をチェックし対策を促すなど、発電トラブルの解消をよりスピーディに行うプランをご用意し、より安心して発電事業を運営いただけるサービスを展開いたします。今後は、システムに蓄積されたビッグデータの人工知能(AI)を取り込んだ分析により、発電設備の故障の予兆発見や予防保全アドバイスなど、パワーコンディショナメーカーならではのAI・IoTソリューションへと発展させてまいります。
- 田淵電機のパワーエレクトロニクス事業ブランド
産業用・遠隔監視サービスイメージ図
- 3G回線:ドコモが提供する「docomo M2Mプラットフォーム」およびデータ通信回線を活用
サービス展開予定
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2015年7月
遠隔監視サービス(EneTelus-cloud)運用開始
通信ゲートウェイボックス販売開始 -
2015年10月
パワコン見守りサービス提供開始