株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ九州(社長:井上 登、本社:福岡市)の2008年3月期における決算についてお知らせいたします。
2008年3月期におきましては、成熟期を迎えた日本の携帯電話市場に相応しい新たなビジネスモデルを導入しました。2007年8月にスタートした「ファミ割MAX50」「ひとりでも割50」などの新たな割引サービスの拡充や、2007年11月の新たなご購入方法および料金プラン「バリューコース」「ベーシックコース」の提供など、お客様に大変好評をいただいております。
2008年3月期の業績につきましては、売上高は5,883億円(前年度比4.7%減)、営業利益は721億円(前年度比6.6%減)、当期純利益は431億円(前年度比4.7%減)と減収減益の決算となりました。これは新割引サービスによる割引率の拡大影響等により携帯電話収入が減少したことなどによるものです。
詳細については「平成20年3月期 決算概要」のとおりです。
ドコモは、これまで新規契約の獲得などに主な力点をおいてまいりましたが、これからは既にご契約いただいているお客様との関係を一層深めていくことに軸足を移します。ドコモが変革するためのビジョンとして「新ドコモ宣言」を掲げ、お客様に深く、長くご愛用いただけるよう努めてまいります。併せてこの度、ドコモブランドのあるべき姿を改めて検討し、これを体現するためにブランドスローガンとして「手のひらに、明日をのせて」を掲げるとともに、コーポレートブランドロゴやコーポレートカラーを変更することといたしました。
また、7月1日に全国1社体制の組織に統合することとし、販売活動やエリア整備の統一的展開によるお客様サービス品質の更なる向上やコスト削減、組織・業務プロセスの見直しを通じて更なる経営の迅速化・効率化に取り組んでまいります。
今後も、変化する市場環境の中で、お客様一人ひとりに見合う高い付加価値を確かな品質で提案し、お客様のご期待にお応えしてまいります。
会社名:株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ九州
本社所在地:福岡市中央区渡辺通二丁目6番1号
(百万円未満切捨て)
平成20年3月期の業績(平成19年4月1日〜平成20年3月31日)
1. 経営成績
(%表示は対前期増減率)
|
売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
当期純利益 |
百万円 % |
百万円 % |
百万円 % |
百万円 % |
20年3月期 |
588,346 △4.7 |
72,132 △6.6 |
72,183 △5.6 |
43,146 △4.7 |
19年3月期 |
617,487 1.3 |
77,256 △8.8 |
76,459 △10.2 |
45,294 △10.5 |
|
1株当たり
当期純利益 |
自己資本
当期純利益率 |
総資産
経常利益率 |
売上高
営業利益率 |
円 銭 |
% |
% |
% |
20年3月期 |
1,131,139 04 |
12.0 |
13.5 |
12.3 |
19年3月期 |
1,187,449 14 |
12.7 |
14.4 |
12.5 |
2. 財政状態
|
総資産 |
純資産 |
自己資本比率 |
1株当たり純資産 |
百万円 |
百万円 |
% |
円 銭 |
20年3月期 |
542,813 |
365,058 |
67.3 |
9,570,500 37 |
19年3月期 |
528,435 |
354,572 |
67.1 |
9,295,590 87 |
(参考) 自己資本 20年3月期 365,058百万円 19年3月期 354,572百万円
3. その他
- 重要な会計方針の変更
- 会計基準等の改正に伴う変更 有
- リース取引に関する会計基準
当期より、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 平成19年3月30日改正)及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第16号 平成19年3月30日改正)を適用しております。
- 以外の変更 無
- 発行済株式数
20年3月期 38,144.14株 19年3月期 38,144.14株
4. 契約数の状況
区分 |
当期末 |
前期末 |
増減数 |
増減率 |
携帯電話
(FOMA・mova) |
5,843,000 |
5,748,200 |
94,800 |
1.6% |
|
FOMA1 |
4,739,400 |
3,695,100 |
1,044,300 |
28.3% |
mova |
1,103,700 |
2,053,100 |
△949,400 |
△46,2% |
iモード2 |
5,181,100 |
5,126,200 |
54,900 |
1.1% |
- 1 3月3日より、2in1を利用する際にはその前提として原則FOMA契約を締結することが条件となっており、その場合の該当FOMA契約も含まれます。
- 2 「FOMA」の付加サービスである「iモード」の契約数を含んでおります。
- 記載契約数は、百契約未満を四捨五入して表示しております。
5. 設備投資額
区分 |
当期 |
前期 |
増減額 |
増減率 |
設備投資額 |
634億円 |
869億円 |
△234億円 |
△27.0% |
記載金額は、億円未満を切り捨てて表示しております。
|