地域からのお知らせ(九州・沖縄)

九州初、マンホール型基地局の実証実験を実施
〜観光地や景勝地など、人の集まる場所への新たな基地局として活用〜

2018年7月24日
株式会社NTTドコモ九州支社

 株式会社NTTドコモ九州支社(以下、ドコモ)は、観光地や景勝地などの周辺にアンテナ設置に適するような場所がなく、また人の集まる場所における通信速度の低下への対策や、より繋がりやすいサービスエリア構築を目的とした、マンホール型基地局の実証実験(以下、本実験)を沖縄県南城市において2018年7月17日(火)より開始しました。

 マンホール型基地局を本格運用するにあたっては、あらゆる環境で下記の3点を満たすことが必要であり、本実験は、高温多雨環境下に耐えうる技術の確立を目的として実施しております。

  1. お客様に快適な通信環境を提供できるサービスエリアが確保できること
  2. マンホール上を含むマンホール型基地局周辺の電波の強さが、電波防護指針※1に基づく電波法令を順守した値であること
  3. 設置場所の安全基準※2に準拠したマンホール蓋の強度であること

     今後ドコモは、2018年度内の本格運用をめざし、基地局設置が難しかった地域への通信環境の改善に取り組み、将来的な5Gへの技術の応用についても並行して検討を進めてまいります。

    1. 電波が人体に影響を及ぼさないために国が定める指針であり、電波の強さの基準値を規定しております。
    2. 本実験では高速自動車国道、または道路管理者が指定する「重さ指定道路」で規定されている規準(最大25t)を安全基準としております。

      国土交通省 重さ指定道路(http://www.ktr.mlit.go.jp/road/sinsei/road_sinsei00000023.html

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