地域からのお知らせ(九州・沖縄)
「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」の
提供によるスポーツ支援の取り組みを開始
~競技者は観戦者が撮影したベストショットを購入可能に~
2019年2月20日
一般社団法人 玉名観光協会
株式会社NTTドコモ九州支社
玉名市
一般社団法人玉名観光協会と株式会社NTTドコモ九州支社(以下、ドコモ)は、玉名市の協力のもと2019年2月24日(日)に開催される「金栗四三のふるさと玉名横島いちごマラソン大会」において、ICTを活用したまちづくりを推進することを目的として「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」の実証実験(以下、本実証実験)を実施いたします。
■本実証実験の背景
米国では、マラソン大会および自転車競技大会において沿道の観戦者が撮影した写真を競技参加者が購入するCtoC売買が行われています。競技者は自身の競技時の写真を購入でき、また多くの観戦者がいろいろな地点での写真をアップロードするなどの理由からニーズが高まりつつあり、過去に1,000以上の大会で実施されています。
日本においても米国同様のニーズや、大会の活性化に繋がる取り組みとなるかどうかを検証するため、観戦者が撮影した写真を競技参加者が購入する販売モデルの実証実験を玉名市で行います。
■実証実験概要
本実証実験の実施にあたり、ドコモおよび米国現地法人のドコモUSAは、米国企業のFLASHFRAME社と協業し、「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」を提供いたします。沿道の観戦者がカメラやスマートフォンなどで撮影した写真を競技参加者に販売できる「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」を提供することで、競技参加者と地域住民・観光客を含む沿道の観戦者との、双方向の参加活性化を実証します。
FLASHFRAME社は、2014年設立のスタートアップ企業で、米国内ではシカゴのランナーズ協会など数多くの団体、大会で採用された実績があります。また、ドコモUSAとの協業により2018年4月にユナイテッド・グアムマラソン2018でも採用されています。
本実証実験の結果を踏まえ、マラソン・自転車などのスポーツ大会のさらなる活性化による地域創生をめざしてまいります。
本実証実験概要
1.本実証実験概要
- 内容
本実証実験については大会当日までの事前参加制度となり、あらかじめ 専用サイト から口座登録などの事前登録が完了した方のみが、当日撮影した写真のアップロードおよび販売をおこなうことができます。沿道の人には、アップロードした写真のうち、競技参加者に購入された写真の 販売価格の50%がレベニューシェアとして支払われます。
詳しくは、 「金栗四三のふるさと玉名横島いちごマラソン大会」HP 内の、「最高の思い出をシェアしよう、見つけよう(FLASHFRAME導入のお知らせ)」記事をご参照ください。 - プラットフォーム概要
- 価格
1枚目800円、2枚目650円、3枚目以降は500円/枚で販売※1します。 - 写真アップロードまでの時間
24時間以内※2 - 認識機能(機械学習)
ゼッケン、ユニフォームの色 - 写真アップロード
・ブラウザ(PC、スマートフォンなど)※3
・アプリ(iOSのみ)
- 実証実験の対象となる大会概要
・実証実験実施大会
第42回 金栗四三のふるさと玉名横島いちごマラソン大会 - 競技参加者
約6,000人 - コース
玉名市横島支所前道路からスタートし、大会会場の横島グラウンドにてゴールとなります。
全長3km~21.0975km(ハーフマラソン)まで全5種目です。※玉名市横島町いちごマラソン大会実行委員会事務局によるフィールドの提供のもと行う。
2.「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」の特徴
沿道の人がカメラマンとなることにより、競技参加者が安価に写真を購入できるプラットフォームを提供いたします。
沿道の人は、
専用サイト
から写真を投稿します。プラットフォームでは、提供された画像データを機械学習で高速に処理し、ゼッケン番号やユニフォームの色で分類することが可能です。
競技参加者はゼッケン番号、ユニフォームの色などで自身の写真を検索できるため、容易に購入することが可能となります。
3.各社の役割
玉名観光協会 |
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ドコモ |
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玉名市 |
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- 購入枚数により価格が異なります。価格はすべて税抜です。
- 機械学習での認証ののち、目視での写真チェックを実施いたします。
- ブラウザからは、OS、デバイス、キャリア問わずアクセスいただけます。
- FLASHFRAME社と協業のもと提供いたします。
- 玉名市横島町いちごマラソン大会実行委員会事務局からのフィールド提供のもと行います。