地域からのお知らせ(九州・沖縄)

九州初、5G伝送装置の2地点利用による
4Kカスタマイズ映像伝送実証実験について
~佐賀名物「バルーン」から見える佐賀平野180度のパノラマ映像をライブ伝送~

2019年3月20日
株式会社サガテレビ
株式会社フジテレビジョン
西日本電信電話株式会社佐賀支店
佐賀県
株式会社NTTドコモ九州支社

 株式会社サガテレビ(以下、サガテレビ)、株式会社フジテレビジョン(以下、フジテレビ)、西日本電信電話株式会社佐賀支店(以下、NTT西日本)、佐賀県、株式会社NTTドコモ九州支社(以下、ドコモ)は、第5世代移動通信方式(以下、5G)を活用した新たな利用シーンの創出に向けて、5Gネットワークと地上波放送局が連携した遠隔地間の4K映像伝送実験(以下、本実証実験)を2019年3月30日(土)佐賀県佐賀市で実施いたします。

 本実証実験では、ドコモが2020年に商用サービス開始をめざす5Gが持つ「高速大容量」「低遅延」と いう特性を活かし、嘉瀬川河川敷(佐賀市嘉瀬町大字荻野)と佐賀県立博物館(佐賀市城内1丁目15−23)間の4K映像伝送を行います。別紙のイメージ図のように本実証実験ではバルーンに搭載した4Kカメラ3台で撮影した映像を180度パノラマ映像にカスタマイズし、5Gネットワーク経由で中継車に伝送し、パノラマ映像に対応する5Gデモバスにライブ伝送を行います。又、同時に収録した4K映像を2K映像に変換し、地上波放送局で放送するための収録も行います。

 なお、4Kカスタマイズ映像(4Kカメラ3台で撮影した映像を180度パノラマ化)を、2地点の5G伝送装置とテレビ放送用の既存伝送装置を組み合わせた伝送実験は、九州初の取り組みとなります。

 本実証実験の成果は、テレビ局が撮影するハイビジョン映像だけではなく、そのハイビジョン映像をカスタマイズした映像についても、お客さまがご利用しているスマートフォン・タブレットに対して直接配信することができると想定されますので、5Gを活用した映像コンテンツの開発に向けた新たな一歩に繋がると考えられます。

今後もドコモは、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」のパートナーとともに、5Gを活用したさまざまな利用シーン創出やソリューションの実現をめざしてまいります。

実証実験概要

実証実験のポイント

  • 5G伝送装置の2地点利用による映像伝送
  • 4Kカスタマイズ映像(4Kカメラ3台で撮影したものを繋ぎ合わせた180度パノラマ映像)を、5G伝送装置とテレビ放送用の既存伝送装置を組み合わせ映像伝送

実証実験イメージ

実証実験イメージ実証実験イメージ

実施日時

2019年3月30日(土)10:00
※気象状況によりバルーンを係留できず変更となる場合があります。
 予備日:2019年3月31日(日)10:00

実施場所

<映像送信側>
佐賀市嘉瀬川河川敷:バルーンを係留(4K映像撮影場所)
<映像受信側>
佐賀県立博物館横(サガテレビ春フェス2019会場内):5Gデモバスを設置

各社の役割

各社の役割
サガテレビ
  • 伝送回線、4K中継車の提供
フジテレビ
  • システム構築全般サポート
NTT西日本
  • バルーン係留の協力
  • バックアップ用光回線(フレッツ光)の提供
佐賀県
  • 実証実験場所(5Gデモバス側)の提供
  • 実証実験への立ち会い
ドコモ
  • 5G技術の提供
このページのトップへ