地域からのお知らせ(九州・沖縄)

ドローン農作業支援システムを活用した、ケール栽培の実証実験開始
~圃場の効率的な管理によるケールの安定供給~

2019年4月2日
株式会社NTTドコモ九州支社

 株式会社NTTドコモ九州支社(以下、ドコモ)は、キューサイ株式会社(以下、キューサイ)のグループ会社である、株式会社キューサイファーム島根(以下、キューサイファーム島根)とともに、2019年2月より、圃場の効率的な管理による青汁原料のケールの安定供給に向けて、ドローン農作業支援システム※1を活用したケール栽培の実証実験(以下、本実証実験)を島根県内で開始しました。

 本実証実験では、ドローンの自動飛行および自動撮影機能により、ケール圃場を上空から撮影し圃場の生育調査を行います。

 これまで広大な圃場を作業員が巡回して目視で点検しており、人的稼働がかかっていましたが、ドローン農作業支援システムを使用し、生育調査の効率化および生育状況の見える化を行うことで、管理効率の向上による収穫増や収穫量予測につながると想定しています。

 また、将来的には画像認識システムを組み合わせて、株や葉の画像データをAIで分析していくことで、病虫害の早期発見をめざします。

 今後もドコモは、パートナーのみなさまとともに、先進技術を活用したさまざまな利用シーン創出やソリューションの実現をめざしてまいります。

  1. ドローン農作業支援システムとは、農作業の効率化を目指し、ドローンを活用して農作物の生育状態を把握すると共に、農薬・肥料散布などの支援機能を提供するNTTドコモが独自に開発したシステムのことです。

実証実験概要

1.検証内容

ケールの安定供給に向けた、ドローン農作業支援システムの活用によるケール栽培の実証実験

2.検証場所

島根県内

3.検証期間

2019年2月~2020年1月

4.期待する効果

  • 生育調査の精度向上による収穫量の増加および栽培面積の減反
  • 生育状況の見える化による収穫量の予測および安定化

5.実証実験イメージ

実証実験イメージ実証実験イメージ
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