地域からのお知らせ(九州・沖縄)

宮崎県立宮崎海洋高等学校とNTTドコモ、
実習船「進洋丸」の多目的利用推進に関する協定を締結

2021年3月24日
宮崎県立宮崎海洋高等学校
株式会社NTTドコモ九州支社

 宮崎県立宮崎海洋高等学校(校長 持永 一美、以下、宮崎海洋高校)と、株式会社NTTドコモ九州支社(執行役員九州支社長 齋藤 武、以下、ドコモ)は、船舶が持つ高いポテンシャルを活用し、生徒の乗船実習以外にも県民に対して提供する新たな価値の創出に向けて、「実習船『進洋丸』の多目的利用推進に関する連携協定」を締結します。

1.協定の名称

「実習船『進洋丸』の多目的利用推進に関する連携協定」

2.協定締結日

2021年3月24日(水)

3.協定締結の目的

 宮崎海洋高校は、実習船「進洋丸」を生徒の乗船実習以外の期間に広く県民に開放し、青少年の育成事業などに有効活用してもらうとともに、海や船について学習する機会を提供してきました。

 一方、ドコモは、災害に強い通信ネットワークの構築や可搬型の臨時基地局設備の配備、無料充電サービスなど地域の防災力強化、地域住民の安全の確保に向けて取り組んでおります。

 輸送機能、発電機能など船舶が持つ高いポテンシャルを活かし、災害時通信確保の取り組みなど、実習船「進洋丸」の新たな価値創出をめざして、相互に協力して取り組みを行っていくことに合意し、今回連携協定を締結する運びとなりました。

4.連携事項

(1)自然災害その他有事における実習船「進洋丸」の有効活用に関すること

(2)実習船「進洋丸」のICT環境整備に関すること

(3)その他、実習船「進洋丸」の更なる有効活用に関すること

協定で連携・協力していく分野および主な内容

連携・協力分野 主な内容(予定)
①自然災害その他有事における実習船「進洋丸」の有効活用に関すること ■船上基地局の運用による災害時通信の確保
海上に錨泊した船舶上に設置した基地局(船上基地局)から沿岸部の陸上に向けて電波発射することで、災害によりサービス中断した地域のエリア復旧を行い、災害時通信の確保を図ります。
②実習船「進洋丸」のICT環境整備に関すること ■ICTを用いた「進洋丸」の更なる活用シーンの創出
船室内の電波環境の改善を行うことで、災害時の活動を円滑にするとともに、平常時における船上実習、その他航海での利便性向上に取り組みます。
③その他、実習船「進洋丸」の更なる有効活用に関すること


<実習船「進洋丸」>

実習船「進洋丸」実習船「進洋丸」

<船上基地局のサービス構成イメージ>

船上基地局のサービス構成イメージ船上基地局のサービス構成イメージ
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