地域からのお知らせ(九州・沖縄)

沖縄県におけるMaaS社会実装
「沖縄スマートシフトプロジェクト」への参画

2021年9月8日
株式会社NTTドコモ九州支社

 株式会社NTTドコモ九州支社(執行役員九州支社長 齋藤武、以下「ドコモ」)は、第一交通産業グループ(代表取締役社長:田中 亮一郎、以下「第一交通産業」)が実施する沖縄県のMaaS「沖縄スマートシフトプロジェクト(以下、本事業)」に株式会社OTM(代表取締役社長:野原 朝昌、以下「OTM」)と損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」)とともに参画し、MaaSにおける交通手段へのデジタル技術の実装及び人口分布統計データ、混雑状況の提供を行います。

1.背景・経緯

  • 沖縄県は、日本有数の観光地であり、国内外から多くの観光客が訪問していますが、その結果、慢性的な交通渋滞や環境問題が長年の課題となっていました。
  • 第一交通産業は、沖縄県内にておいて、路線バスや観光バス、タクシー、船舶といった様々な移動手段を有しており、利便性・快適性・安全性を追求した取組みを行って参りましたが、沖縄県が抱える社会問題のさらなる解決に向けて、本事業を始動するに至りました。
  • 本事業は国土交通省の令和3年度「日本版MaaS推進・支援事業」に応募し、2021年8月23日、新規採択されました。
  • ドコモはシステム導入による交通の効率的な運行支援や、観光客が混雑や密を避けながら移動するための関連データの提供を行うべく、本事業に参画する運びとなりました。

2.実施概要とドコモの役割

<実施概要>

  • 実施時期:2022年1月~2022年12月
  • タクシーやバス、船舶など様々な移動手段を用いることで、渋滞を回避した輸送の実現
  • MaaSアプリを活用した、シームレスな移動の実現

<ドコモの役割>※予定

  • 既存交通の効率的な運行を支援するデジタル技術[AI運行バス®]の提供・実装支援
  • 密を避けた移動に向け、混雑状況を把握する映像AIソリューション[EDGEMATRIX®]の提供
  • 観光地での人の流れや増減等の把握に活用する人口統計情報[モバイル空間統計®]の提供

3.今後の予定

ドコモは、今後も第一交通産業をはじめとする本事業に参画する企業と連携し、地域課題解決に向けて、あんしん・安全・健康な社会の実現に向けて取組んで参ります。

◆参考資料:第一交通産業ニュースリリース

沖縄県でMaaSの社会実装「沖縄スマートシフトプロジェクト」を開始
URL:https://www.daiichi-koutsu.co.jp/group/gaiyou/data/pdf/r3topics/210907okinawa_MaaS.pdf

ドコモ提供予定ソリューション

  • 「AI運行バス®」「モバイル空間統計®」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • 「EDGEMATRIX®」は、EDGEMATRIX株式会社の登録商標です。
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