地域からのお知らせ(九州・沖縄)

首里城公園における「ARを用いた遠隔コミュニケーションシステム」の提供について

2021年10月20日
株式会社NTTドコモ九州支社

 株式会社NTTドコモ九州支社(執行役員九州支社長 齋藤武 以下、ドコモ)は、一般財団法人沖縄美ら島財団様のご協力のもと、5Gサービスエリアである首里城公園において、首里城にまつわる絵画や動画を5G とAR・ICT 技術を用いて、沖縄の歴史を遠隔で学び、体感できるシステムの提供をいたしました。

 2019年10月30日(水)に火災にて焼失した首里城の復興支援の一環として、本システムを沖縄県内外の教育及び観光に活用いただくことといたします。

 本システムを通して、ドコモは沖縄県内外における歴史再現による文化の継承と、観光資源の付加価値向上への貢献をめざし、新たな遠隔教育モデルや観光体験の創出を進めてまいります。

<ARを用いた遠隔コミュニケーションシステムのイメージ>

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 本システムでは、焼失してしまった首里城正殿のCG動画や絵画のデジタルデータを閲覧しながら、講師による歴史解説を聴くことができます。タブレット越しにARマーカーをかざすと焼失前の首里城正殿が画面に現れ、タブレット越しにその場で講師に質問できるため、リアリティのある解説が可能になります。

 また、本システムはドコモ内にあるクラウド(ドコモオープンイノベーションクラウド:dOIC)と有識者や生徒が持つ通信端末(4G/5G)を閉域網(クラウドダイレクト)で接続し、インターネットに接続しないセキュアな通信を実現しています。

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