四国エリアに大ゾーン基地局を設置

　株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモは、東日本大震災を契機とした、「新たな災害対策」を策定しており、通信設備の早期復旧やお客様の更なる利便性向上に向けた取り組みを進めています。

　このうち、「大ゾーン基地局」について、広域災害・停電時にも人口密集地の通信を確保することを目的に設置を進めていますが、今回、東南海・南海地震などへの対策として、2011年10月に、愛媛県に2ヶ所、香川県、徳島県のそれぞれ1ヶ所に「大ゾーン基地局」を設置しました。

●四国エリアにおける大ゾーン基地局の設置場所一覧（予定）

　大ゾーン基地局とは、広域災害・停電時に、人口密集地の通信を確保するため、通常の基地局とは別に、半径約7km、360°のエリアをカバーする災害時専用の基地局です。耐震性の高いビルや鉄塔に設置するとともに、無停電化や伝送路の2ルート化による信頼性を確保した設計としています。

• 大ゾーン基地局の設置数は、2011年内に全国で合計約100ヶ所に設置する予定です。

　また、住民の方へ速やかに災害や避難情報を配信するためのサービスとして、エリアメール®を国や多くの地方公共団体にご活用いただいております。

＜参考＞

　四国におけるエリアメール契約自治体数　46件（2011年10月20日現在）
　東日本大震災当日（2011年3月11日）契約自治体数　1件

• 「エリアメール」は株式会社NTTドコモの登録商標です。