徳島空港ビル・テレコメディアが訪日外国人向け
エマージェンシー・コールセンターサービスを開始

　徳島空港ビル株式会社(本社:徳島県板野郡松茂町 代表取締役社長:岸 一郎 以下空港ビル)は、株式会社テレコメディア（本社:東京都豊島区 代表取締役社長:橋本 力哉、以下テレコメディア）、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ四国支社徳島支店（徳島県徳島市北常三島町）と連携し、モバイル端末を活用した徳島県内では初めて、地方空港では、2例目となる、訪日外国人向けエマージェンシー・コールセンターサービスを開始します。

　徳島県では、東日本大震災以後、定期チャーター便の就航が延期されておりましたが、中国・湖南省〜徳島阿波おどり空港のチャーター機就航に伴い、一昨年3月・5月・10月に医療観光の誘客を実現。昨年11月には友好提携が締結いたしました。

　本年1月23日に湖南省と省都・長沙市と徳島県を結ぶ定期プログラムチャーターが10日に1便就航する予定となっており、中国から徳島県への訪日旅行客数は、今後拡大していくことが予想されます。

　訪日外国人が増加することに伴い、空港ビルは、テレコメディアと連携し、エマージェンシー対応を受け付ける多言語コールセンターを設置します。今後さらに増えていくであろう訪日外国人の空港における滞在支援を、ＮＴＴドコモのモバイル端末とコールセンターを組み合わせたサービスを提供することによって行ないます。訪日外国人が感じる日本の否定的なイメージの第2位にもあたる「言語障壁」(※1）を、このサービスにより「バリアフリー化」することにポイントを置いております。

　コールセンターの運営は、徳島県庁コールセンター「すだちくんコール」を運営し、全国の百貨店・飲食チェーン・商業施設等において通訳サービスの導入実績を持つ県内誘致企業のテレコメディアが実施します。

■ご提供業務概要

業務開始日　2012年1月23日（月曜）

受付時間　午前9時〜午後9時（全日）

サービス対象施設　徳島阿波おどり空港内(10施設)

NTTドコモ社携帯端末を10施設に各1台を配備。利用者の利便を向上。

　問い合わせ対応を行うコールセンターには、3ヶ国語（中国語、韓国語、英語）通訳オペレーター、を配置しコールセンターサービスの質を高めます。

　「観光立県」の実現に向けて、エマージェンシー・コールセンターサービスが求められる中、モバイル端末を活用した訪日外国人の滞在支援という新たなサービスを展開します。空港ビル・ドコモ・テレコメディアは、本施策を皮切りに協力して本サービスの継続提供及び多言語展開を目指した活動を行っていく予定です。

• 1 日本国政府観光局（JNTO）「訪日外国人満足度調査報告書2007/2008」より抜粋