地域からのお知らせ(四国)
“四国初”海上保安部との合同防災訓練の実施について
2015年12月1日
株式会社NTTドコモ四国支社(以下、ドコモ四国支社)は、2015年12月11日(金曜)に四国で初めて、高松海上保安部と合同で南海トラフ地震を想定した防災訓練を実施します。本訓練は、「災害時における通信確保のための相互協力に関する協定」に基づき行います。
今回の訓練は、南海トラフ地震発生により、沿岸部の基地局が被災し陸路が遮断され陸送が困難となった場合や離島へ、海上輸送にて可搬型基地局を運送し応急復旧することを想定したものです。訓練では、可搬型基地局装置を巡視艇へ積み込む作業手順及び、海上輸送時の問題点等の確認を実施します。
今後もドコモは、災害時の通信を確保するため、災害に強い通信ネットワークの構築を図るとともに、ネットワークの安全性と信頼性の向上に、より一層努めてまいります。
合同防災訓練 概要
- 日時
2015年12月11日(金曜)13:30〜16:00(予定)- 雨天決行。天候状況によって、訓練内容を縮小することがございます。
- 場所
高松港湾合同庁舎北側岸壁協力機関
高松海上保安部訓練内容・スケジュール(予定)
【訓練想定】
南海トラフ巨大地震が発生し、小豆島の通信が途絶した際の通信環境の復旧
【目的】
作業手順の確認及び、海面輸送行程・問題点の確認実施内容
- 訓練概要説明
- 機材積載訓練準備
- 機材手積込、積降訓練
- ボートダビット機材積込訓練
- 巡視艇くりなみ出港
- 海上運搬時の機材確認訓練巡視艇くりなみ着岸
- 資機材積み下ろし
- ボートダビット機材積降訓練、撤収・訓練後確認等
- 総評
訓練積み込み機器(一例)
衛星エントランス+可搬型基地局装置
- 【機器名】
- 衛星エントランス(IPSTAR)、可搬型基地局装置
- 【特徴】
- IPSTAR衛星サービスを利用し、日本全土を4ビームでカバー
- IPSTARサービスエリア内で衛星との見通しがあれば、アンテナ、モデム、基地局装置を設置することにより早期にエリア化が可能