地域からのお知らせ(四国)

四国初、グリーン基地局へ燃料電池を導入

2020年12月25日
株式会社NTTドコモ 四国支社

 株式会社NTTドコモ四国支社(以下、ドコモ)は、愛媛県四国カルスト内の野村大野ヶ原グリーン基地局へ、環境に配慮した燃料電池を2020年12月25日(金)に導入しました。グリーン基地局への燃料電池の導入は四国で初となります。これにより、環境へ配慮をしつつ、長期間の日照不足等による発電不足時にも通信サービスを継続して提供することができます。

 燃料電池は、水の電気分解の原理を利用し、水素と酸素を化学反応させて発電を行います。発電の際に発生する排出ガスには環境汚染物質がほとんどなく、環境に優しい電池です。
 野村大野ヶ原グリーン基地局は、太陽光により発電した電力のみで運用する基地局であり、日照不足による発電量不足や災害等による太陽光発電設備の故障時には、バッテリーによって約3日間の継続運用が可能でした。
 今回、燃料電池を追加導入することで、最大約11日間継続運用が行えるようになりました。これにより、環境にも配慮しながら安定的なサービス提供を継続し、メンテナンス稼働の軽減を図ります。

 ドコモは、今後も環境への配慮とネットワークの信頼性向上の両立に向けて取り組みます。

  • 燃料満タン時(約950L)の場合。

燃料電池について

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項目 内容
容量・サイズ 135cm×115cm×176cm
重さ 約309kg(寒冷地仕様、乾燥時)
燃料・充電方法 メタノール水溶液充填により稼働
  • 燃料電池販売元:電気興業株式会社

野村大野ヶ原グリーン基地局

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燃料電池を導入した野村大野ヶ原グリーン基地局

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