地域からのお知らせ(東海)

愛・地球博記念公園における「自動運転社会実装実証事業-集客施設モデル」の実証実験実施について
<2019年10月29日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、愛・地球博記念公園において、自動運転社会実装実証事業-集客施設モデルの実証実験を行います。

6月10日(月曜)に当社が発表いたしましたように、当社は「愛知県自動運転社会実装実証事業」に参画していますが、その「集客施設モデル」として、愛・地球博記念公園において、「テーマパークにおけるエンタメ体験型の移動」を実証テーマとして、従来からの遠隔監視型(※1技術に加え、AI(人工知能)を活用した2台の自動運転車のオンデマンド配車(※2、さらにはAR(拡張現実)(※3などを活用した実証実験を実施します。

今後もドコモは、お客さまに対しさまざまな課題解決をご提案することで、よりご満足いただけるよう取組んでまいります。

愛知県自動運転社会実装実証事業の実験内容

(1)実施日程(※4

2019年11月13日(水曜)、11月14日(木曜)、11月19日(火曜)、11月20日(水曜)

日程 時間 走行ルート 試乗者
11月13日(水曜) 午前11時~午前11時40分 A 大村愛知県知事
11月14日(木曜) 午前10時~正午 B、C 県内企業等
午後2時~午後4時30分 B
11月19日(火曜) 午前10時~正午 B、C
午後2時~午後4時30分 B
11月20日(水曜) 午前10時~正午 B
午後2時~午後3時30分

(2)事業実施体制

当社および下記【7社・1大学】との協業により実施
アイサンテクノロジー株式会社、名古屋鉄道株式会社、日本信号株式会社、国立大学法人名古屋大学、
株式会社ティアフォー、岡谷鋼機株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社

  • の各社はアイサンテクノロジー株式会社の外注先

(3)ルート等詳細(※4

愛・地球博記念公園において、自動運転の社会実装を仮想定したルートを設定

【11月13日(水曜)大村愛知県知事搭乗時】
  ルートA
運行時間帯 11月13日(水曜)午前11時~午前11時40分

出発点 地球市民交流センター南側
終着点 日本の塔「月」付近
距離 約0.7km
使用車両 Milee(マイリー)1台(ハンドル、アクセル・ブレーキペダルなし)
特徴 ・レベル4(運転席なし、伴走車なし)
・遠隔監視型(1:1)(※1
試乗者 大村愛知県知事
【11月14日(木曜)~19日(火曜)、20日(水曜)】
  ルートB ルートC
運行時間帯 ・11月14日(木曜)、11月19日(火曜)
午前10時~正午、午後2時~午後4時30分
・11月20日(水曜)
午前10時~正午、午後2時~午後3時30分
・11月14日(木曜)、11月19日(火曜)
午前10時~正午

出発点 地球市民交流センター南側 地球市民交流センター南側
経由点 ・花の広場休憩所
・日本の塔・月
・大芝生公園・アイススケート場
・あいちサトラボ
・愛・地球博記念館
・児童総合センター
・大観覧車
・水のエリア
・日本の塔・月
・大芝生公園・アイススケート場
・あいちサトラボ
終着点 地球市民交流センター南側 地球市民交流センター南側
距離 約1.8km 約2.8km
使用車両1 ・Milee(マイリー)1台
レベル4(運転席なし、伴走車なし)
使用車両2 ・アカデミックパックPRO1台
レベル3(運転席有人、伴走車なし)
その他 遠隔監視型(1:2)(※1
  • 遠隔監視機器は、地球市民交流センターの多目的室2に設置します。
ルート地図
◇ルートA(大村愛知県知事試乗ルート)
11月13日(水曜):午前11時~午前11時40分
ルートAルートA
◇ルートB
11月14日(木曜)、11月19日(火曜):午前10時~正午、午後2時~午後4時30分
11月20日(水曜):午前10時~正午、午後2時~午後3時30分
ルートBルートB
◇ルートC
11月14日(木曜)、11月19日(火曜):午前10時~正午
ルートCルートC

(4)実証実験のハイライト(見所)(※4

○AI(人工知能)を活用した自動運転車両2台のオンデマンド配車(※2
AI(人工知能)を活用し、乗客の希望乗降車場所・ルート等をもとにして、自動運転車両2台の効率的な配車を全国に先駆けて実現します。園内の周回バスルートの一部を補完する形での走行を実施します。

○自動運転車両の乗車中におけるAR(拡張現実)(※3を利用したエンターテイメント体験
AR(拡張現実)を体験できる専用のゴーグルを走行中に装着し、現実の景色に重ね合わせる形でモリゾーとキッコロが登場し、園内の主要施設等を説明します。

(5)車両概要(※4

以下の2車両を使用します。

車両名 Milee<マイリー> アカデミックパックPRO
Milee
アカデミックパックPRO
仕様
  • ヤマハ発動機株式会社のゴルフカートをベースに株式会社ティアフォー等が製作
  • 最大時速19km/h
  • 最大乗車人員4名
  • ヤマハ発動機株式会社のゴルフカートをベースにしたもの
  • 最大時速19km/h
  • 最大乗車人員4名
特徴
  • 客席のみで、運転操舵装置はない
  • 閉鎖空間における実用化を目指して構築された車両
  • 運転操舵装置あり
  • 自動運転研究開発を目的に構築された車両
  • 公道での走行に必要なナンバーの交付を受けることも可能

2019年8月30日(金曜)、9月2日(月曜)~4日(水曜)実施の愛知県空港島・国際展示場周辺における実施結果

実施内容

2019年8月30日(金曜)
  • ルートAにおいて、Level4で大村秀章愛知県知事に試乗いただきました。
  • ルートBにおいて、Level3でAICHI IMPACT来賓の6名の方に試乗いただきました。
8月30日 ルート地図8月30日 ルート地図
  • 大村愛知県知事がLevel4試乗前に自動運転についての取組を説明されました。
大村知事大村知事
2019年9月2日(月曜)~4日(水曜)
  • ルートCにおいて、Level3で行政や空港関係者の方43名様の方に試乗いただきました。
9月2日~4日 ルート地図9月2日~4日 ルート地図

  1. 遠隔監視型:
    遠隔運転手が、情報通信技術を使用し車両を監視・制御する技術。1人の運転手が1台を監視・操作するものを1:1と表現。
  2. オンデマンド配車:
    ・スマホ等の入力に応じて、需要(デマンド)に応じた最適な配車を行うもの。
    ・今回の実証実験では、AI(人工知能)を活用し、乗客の希望乗降車場所、ルート等をもとに最適な自動運転車両の配車を実現します。
  3. AR(拡張現実):
    ・ARとは「Augmented Reality」の略。
    ・現実の風景に仮想上の視覚情報を重ねて表示する。
  4. 天候や進行の都合により、実施時間、実施回数、実施ルート、実施内容が予告なく変更になる場合があります。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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