iモードブラウザ2.0で対応となった新機能についてご説明いたします。

表示領域の拡張(VGA描画モードの追加)

ブラウザの表示領域としてQVGA描画モードとVGA描画モードに対応しています。
なお、QVGA描画モードは描画方法において従来のiモードブラウザ1.0と同一の動作となっています。

QVGA描画モード

液晶自体の解像度はVGAサイズ(横480dot×縦640dot以上)ですが、ブラウザ表示領域としてはQVGAサイズ(横240dot×縦320dot以上)に換算して描画を行います。そのため、HTML内のサイズ指定値や画像のサイズは縦横2倍の値として描画されます。

VGA描画モード

ブラウザ表示領域としてVGAサイズ(横480dot×縦640dot以上)として描画を行います。HTML内のサイズ指定値や画像のサイズは、そのままの値で描画されます。

なお、フォントに関してはdot指定する場合は上記の通りとなり、QVGA描画モードでは1行に表示できる文字数は半分になります。一方、大/中/小などで指定する場合は、モードに関わらず1行に表示できる文字数は同一となります。

文字列「あいうえおかきくけお」をフォントサイズ大で指定、文字列「さしすせそたちつてと」をフォントサイズ24dotで指定、200dot×200dotの画像を指定した場合の画面表示とソースを以下に示します。

画面

「QVGA 描画モード」と「VGA 描画モード」の画面イメージ

ソース

<font style="font-size:large;">あいうえおかきくけこ</font><br /><br />
<font style="font-size:24px;">さしすせそたちつてと</font><br /><br />
<img src="200_200.gif">

  • 注意本機能はMETA要素にて指定する必要があります。指定が無い場合はQVGA描画モードとなります。
  • 注意横画面切替対応機種は、横画面切替時に横480dot以上の表示に対応します(必ずしも縦サイズが横表示になる訳ではありません)。

動画再生対応

Flash VideoファイルとWindowsMediaファイルの再生に対応します。

Flash Videoファイル対応

Flash Videoファイルの再生に対応します。

最大ファイルサイズ

埋込ビデオ:500KB
プログレッシブダウンロード:10MB

Windows Mediaファイル対応

WindowsMediaファイルの再生に対応します。

WindowsMediaファイルの基本スペックについて

分類 項目 スペック
コーデック ビデオ WindowsMedia Video 9
オーディオ WindowsMedia Audio 9
ビデオ ビットレート 500 kbps
画面サイズ QVGA (横320dot×縦240dot)
オーディオ ビットレート 80 kbps
総ビットレート ストリーミング配信 500kbps
ダウンロード配信 500kbps
フレームレート   30fps
最大ファイルサイズ ストリーミング配信 10Mbyte
ダウンロード配信 10Mbyte
対応ファイル形式   asx/wax/wvx/wma/asf/wmv
再生方式 ストリーミング再生
ダウンロード再生注意1(一部機種対応)
 

注意1 ダウンロード再生は一部機種が対応となります。また、ダウンロード再生は、ユーザ設定にてプログレッシブダウンロード再生に切り替える事も可能です。

WindowsMediaファイル再生時のUAについて

  • WindowsMediaファイルのストリーミング配信時のリクエスト(ライセンス取得含む)に使用されるUAはブラウザアクセス時と異なるので ご注意ください。
  • ダウンロード配信時はブラウザ通信時のUAと同一となります。

NSPlayer/9.0<SP>(P07A3_iB;FOMA)
P-07Aがストリーミング配信のWMVを取得していることを示します。

静止画の拡張

BMPとPNGの表示に対応します。

3D表示対応

3D表示対応機種では、mpo形式の静止画を3Dで表示することができます(ブラウザ上ではJPEGとして認識・表示されます)。対応機種については端末スペック一覧を参照してください。

JavaScript機能

  • ECMA-262に準拠したJavaScriptに対応します。
  • ユーザーによる端末操作で「有効」「無効」を設定可能です。デフォルト設定は「有効」なっています。

i-CSS2(スタイルシート)機能

i-CSS2に対応します。

Cookie機能

Cookieに対応します。

ファイルサイズ:1件につき4KB
1ドメイン毎に保存可能なCookie数:20件

生成元ドメイン内でのみ利用可能です。異なるドメインからのアクセスは不可となります。
同一ドコモUIMカード(FOMAカード)でのみ使用可能です。
ユーザー操作によって端末で「有効(確認なし)」「有効(毎回確認)」「無効」を設定可能です。デフォルト設定は「有効(確認なし)」となります。

Cookie機能にて対応するパラメータについて

パラメータ(値)
<Italicは可変値>
意味
NAME=VALUE 任意のNAMEおよび任意のVALUE値。
expires=VALUE クッキーの有効期限設定。有効期限はGMTで指定する。 フォーマットは下記の通り。
Wdy, DD-Mon-YYYY HH:MM:SS GMT
  • 該当日時を過ぎた場合(移動機時刻を手動で修正した場合も含む)は、該当するCookieを利用した段階で自動的に削除される。
domain=VALUE Cookieを発行するWebサーバの名前を指定する。
  • 省略した場合は、Cookieを取得したページのURLのホスト部分をdomain情報とする。
path=VALUE セットされたCookie情報が送信されるパスを指定する。
  • 省略した場合は、Cookieを取得したページのURLのパス部分をpath情報とする。
secure SSL通信の場合に限り、Cookieの利用が可能となる。

Cookieの書き込み/読み出しについて

以下の書き込みと読み出しに対応します。

書き込み

HTTPヘッダのSet-Cookieヘッダ指定
META要素によるhttp-equiv="Set-Cookie"指定
JavaScriptによるdocument.cookie指定

送出/読み出し

Cookieヘッダによる送出
document.cookieによる読み出し

Referer機能

  • 参照元ページのURLを示すRefererヘッダを送信します。
  • ユーザーによる端末操作で「有効」「無効」を設定可能です。デフォルト設定は「有効」となります。
  • 参照元ページとリクエスト先ページが異なるドメインかつ共にHTTPS通信を利用している場合、Refererヘッダを送信しません。

スクリーンキャプチャ機能

  • 画面メモ保存時に、ブラウザ表示領域内の表示を等倍サイズの画像として保存します。
  • スクリーンキャプチャした画像は再配布およびコピー不可能となります。
  • 動きのあるコンテンツの場合でも、保存選択時点の画面イメージが保存可能です。
  • META要素を指定する事により本機能を禁止する事が可能です。

テキストのコピー&ペースト機能

  • HTMLページ、XHTMLページ、テキストページの文字列のコピー&ペーストが可能です。
  • コピー可能な最大サイズは2,000byte注意1です。
  • ペーストするテキストエリアがコピーしたサイズよりも小さい場合は、そのエリアサイズまでをペーストします。
  • META要素を指定する事により本機能を禁止する事が可能です。
  • 注意1 本制限値以上の値の利用可否についてはメーカーオプションです。

保存禁止機能(画面メモ/画像/テキスト)

  • META要素で指定することにより、画像保存/画面メモ/スクリーンキャプチャおよびテキストコピー機能が禁止となります。
  • 画像保存/画面メモ/スクリーンキャプチャの禁止とテキストコピー機能の禁止は重複設定が可能です。
  • フレームで構成されたドキュメント(インラインフレーム含む)において、どれかひとつのドキュメントに指定がされた場合、ウィンドウ内の全てのフレームのドキュメントが保存禁止となります。

フレーム対応

フレーム構成されているページを表示します。

マルチウィンドウ機能

  • JavaScript、target属性、サブメニューからの指定により、現在表示しているウィンドウはそのままの状態で、新たに別のウィンドウを起動し新規ページを表示します。
  • マルチウィンドウは5枚まで対応します。
  • マルチウィンドウ起動中に<iモードブラウザ⇔フルブラウザ>の切り替えを行った場合はその他のウィンドウはクローズされます。

左右キーのフォーカス移動対応

  • 十字キーの左キー、右キーを、それぞれ左フォーカス移動、右フォーカス移動に割り当てます。(インタラクティブFlash再生時は4wayモードが指定されている場合)。
  • iモードブラウザ1.0対応機種の左右キーに割り当てられていた「戻る/進む」の動作は、左右のソフトキーに割り当てられます。

ポインタ機能

ポインティングデバイスまたは擬似ポインタ機能によってがポインタ操作が可能となります。擬似ポインタについては、端末の設定にて従来のナビゲーション動作(十字キーでフォーカス移動)との切替が可能です。

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