故障時コンテンツファイル移行機能とは

故障時コンテンツファイル移行機能とは、お客様が端末に保存していた各種のコンテンツファイルを、端末の故障時に限り、修理済みの端末もしくは交換された同一機種の新しい端末(以降、本ページではあわせて「修理済み交換端末注意1」と呼びます。)へ復元または移行可能とする機能です。
故障時コンテンツファイル移行機能対応端末では、端末内に対象コンテンツを保存する際、コンテンツプロバイダのサーバ側にて付与された故障時コンテンツファイル移行を可とするためのヘッダ情報(故障時コンテンツファイル移行ヘッダ)と紐づけて管理するしくみとなっています。故障時コンテンツファイル移行では、この故障時コンテンツファイル移行ヘッダに"可"を付与されたコンテンツファイルのみ、ドコモの窓口において、修理済み交換端末へ移行処理を行います。
なお、この機能は故障時コンテンツファイル移行機能に対応した端末でのみ有効です。

故障時コンテンツファイル移行機能のイメージ

  • 注意1 製造番号は、故障端末と修理済み交換端末で同じものとは限りません。
  • 注意故障端末から修理済み交換端末へ移行したコンテンツファイルは、移行完了後に故障端末内と移行システム内から完全に消去されます。

故障時コンテンツファイル移行機能の詳細

対応機種

各機種の対応状況についてはiモード対応機種 対応コンテンツ・機能一覧を参照ください。

対象コンテンツファイル

以下に示す再配布不可の対象コンテンツについて、コンテンツ取得時のHTTPレスポンスヘッダに故障時コンテンツファイル移行"可"が指定されている場合のみ、故障時コンテンツファイル移行機能の対象となります。

対象コンテンツ

対象コンテンツ注意1注意2
  • GIF(GIF87a/GIF89a)
  • JPEG(JFIF)注意3
  • SMF
  • PDF注意4注意5
  • 注意1 画面メモとして保存されているコンテンツは含みません。
  • 注意2 メールに添付されたコンテンツおよびiアプリから保存したコンテンツは含みません(取得時もしくは保存時に故障時コンテンツファイル移行ヘッダとの紐づけができないため)。
  • 注意3 EXIF形式のJPEGファイルはJFIF上位互換フォーマットであるため、JFIF形式と同様のふるまいとなります。
  • 注意4 PDFファイルは分割ダウンロードが可能であるため、複数のHTTPレスポンスが発生しますが、統合後の1つのPDFファイルにおいてヘッダ値の不整合があった場合には、故障時コンテンツファイル移行"不可"となります。
  • 注意5 画面キャプチャファイルについては含みません。

移行コンテンツの分類と端末動作

移行コンテンツの分類と端末動作の関係は以下のとおりです。

移行コンテンツの分類と端末動作の関係のイメージ

故障時コンテンツファイル移行ヘッダ

故障時コンテンツファイル移行を許容するためには、コンテンツ配信時のHTTPレスポンスヘッダに、以下のHTTPヘッダ(故障時コンテンツファイル移行ヘッダ)を指定します。

ヘッダ 補足
X-Dcm-Pdtf:<SP>N
注意<SP>:半角スペース
  • 半角英数字で記述する
  • コロン(:)とN の間には半角スペースを入れる
  • 大文字・小文字の区別はしない
  • N には次に規定する半角数字を指定する

N の値と故障時コンテンツファイル移行可否

故障時コンテンツファイル移行ヘッダとコンテンツファイル移行の可否は以下のとおりです。

N の値 故障時コンテンツファイル移行ヘッダ注意1 故障時コンテンツファイル移行
0 X-Dcm-Pdtf: 0 非許容
1 X-Dcm-Pdtf: 1 許容

許容:許容 非許容:非許容

注意1 故障時コンテンツファイル移行ヘッダが付与されない場合、故障時コンテンツファイル移行は不可です。

コンテンツの再配布可否と故障時コンテンツファイル移行可否

コンテンツの再配布の可否と、付与された故障時コンテンツファイル移行ヘッダの値に対する故障時コンテンツファイル移行の可否は以下のとおりです。

N の値 0、または、1以外注意2 1
再配布可注意1 非許容 非許容
再配布不可 非許容 許容

許容:許容 非許容:非許容

  • 注意1 再配布可のコンテンツは故障時コンテンツファイル移行機能の対象外であるため、移行システムを経由しての移行には非対応です。ただし、再配布可であるため、外部メモリ/外部IFなどにより端末外へ再配布可能です。
  • 注意2 故障時コンテンツファイル移行ヘッダが指定されていない場合を含みます。

故障時コンテンツファイル移行可否については、端末側ではファイルの詳細情報参照画面にて確認が可能です。また、ドコモから公開しているツール注意1でも故障時コンテンツファイル移行ヘッダ指定状況の確認が可能ですので、必要に応じてご利用ください。

注意1 iモードHTMLシミュレータIIで確認が可能です。

故障時コンテンツファイル移行機能の運用について

  • コンテンツファイルの修理済み交換端末への移行完了後は、故障端末および移行システムよりコンテンツファイルは消去されます。
  • 故障時コンテンツファイル移行作業を行うのは、ドコモ窓口の特定担当者に限定されます。
  • コンテンツファイルは、高いセキュリティのもと、本人確認やシステム上での認証処理などが行われた上で、移行が行われます。

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