全般

質問

DoJa-2.xプロファイルの特徴を教えてください。

回答

DoJa-2.xプロファイルでは、以下のような機能が追加されました。

  • 待ち受けアプリケーション機能(iアプリ待受画面)
  • 赤外線通信機能
  • ネイティブアプリケーション連携機能

また、高レベルAPIにおけるコンポーネントの追加やDoJa-1.0プロファイルの仕様の明確化、メーカー毎の特色を引き出すためのiアプリオプションAPI・拡張APIの枠組みなどが含まれています。

質問

アプリケーションサイズは拡大されますか?

回答

アプリケーションサイズは、10KByteから30KByteに拡大されます注意1。 また1つのアプリケーションから利用可能なScratchPadサイズは、5KByteから100KByteに拡大されます。

注意1 ブラウザで取り扱えるコンテンツや、アプリケーションから通信を行う際の通信サイズは従来通り上り5KByte、下り10KByteに制限されます。

質問

DoJa-1.0プロファイル用に作成されたアプリケーションはDoJa-2.xプロファイル搭載携帯電話で動作しますか?

回答

DoJa-1.0プロファイルで規定されていたAPIは全てDoJa-2.xプロファイルに引き継がれています。ただし、DoJa-2.xプロファイルではDoJa-1.0プロファイルでメーカーに依存していた振る舞いを一部共通仕様として統一化しているAPIがあります。 このため、DoJa-1.0プロファイル対応の特定の機種向けにチューニングされたアプリケーションは、細部において従来の機種と多少異なる動きとなるものもあります。

質問

DoJa-2.xプロファイルでは、携帯電話の電話帳の参照はできますか?

回答

DoJa-2.xプロファイルでは、アプリケーションからブラウザ、ダイヤラーなどのネイティブアプリケーションを呼び出すことが可能になりました。しかし、携帯電話の電話帳やメールなどのデータにについては、セキュリティ・ユーザー保護の観点からアクセスできないようになっています。

質問

DoJa-2.xプロファイルでは、マルチメディアデータはどのようなものがサポートされていますか?

回答

DoJa-1.0プロファイルでサポートされていたGIFフォーマット、iメロディフォーマットに加え、DoJa-2.xプロファイルではJPEGフォーマットがサポートされます。また、メーカーによっては3Dグラフィックスデータや2Dアニメーションデータなどの、より表現力の豊かなマルチメディアデータをサポートするものがあります。

待ち受けアプリケーション

質問

待ち受けアプリケーション(iアプリ待受画面)とは何ですか?

回答

待ち受けアプリケーションとは、携帯電話の待ち受け画面に常駐することのできるアプリケーションです。 待ち受けアプリケーションには、

  1. ユーザーのキー操作がアプリケーションに伝えられるモード
  2. ユーザーのキー操作がアプリケーションではなくシステムに伝えられるモード

の2つのモードがあります。待ち受けアプリケーションは、普段は2)のモードで待ち受け画面に常駐しています。このとき、待ち受け画面の表示内容は待ち受けアプリケーションにより構成されますが、ユーザーのキー操作はシステムに伝えられます。つまり、ユーザーがiキーを押せばiモードメニューが開き、数字キーを押せば音声発信(ダイヤラー)が起動します。 ユーザーは、必要に応じて2)のモードから1)のモードに切り替えることができます。1)のモードではキー操作は全てアプリケーションに伝えられるため、待ち受けアプリケーションは通常のアプリケーションと同様にユーザー操作を受け付けることができます。 このように、1)のモードと2)のモードを行き来できるようにすることで、ユーザーが違和感を感じることなく活動可能な常駐アプリケーションを作成できるようになります。

質問

アプリケーションが携帯電話に常駐すると、電池の持ちが悪くなりませんか?

回答

待ち受けアプリケーションには

  1. ユーザーのキー操作がアプリケーションに伝えられるモード
  2. ユーザーのキー操作がアプリケーションではなくシステムに伝えられるモード

という2つのモードがあることを説明しました。 1)のモードのことを活性化状態と呼びます。また、2)のモードはさらに

  • キー操作が伝えられないだけで、その他の処理は実行可能な非活性化状態
  • アプリケーションの動作を停止し、可能な限りの省電力機構が働く休眠状態

の2つの状態に区分されます。非活性化状態では活性化状態と同様に電池を消費しますが、アプリケーションは休眠状態を活用することで電池の持ちのよいアプリケーションを作成することができます。

質問

待ち受けアプリケーションは、ユーザーが携帯電話を操作している状態(音声通話やブラウザ操作などを行っている)状態でも携帯電話内部で動作しているのですか?

回答

いいえ。待ち受けアプリケーションは、ユーザーの操作に応じて適宜中断(サスペンド)したり終了したりします。
ユーザーが以下のような操作(例)を行うと、待ち受けアプリケーションは終了します。

  • iアプリ関連の操作(iアプリの起動など)
  • ブラウザ・メール系の操作
  • 外部機器との通信系の操作(赤外線や外部接続端子)

また、待ち受けアプリケーションが終了しない範囲での携帯電話操作を行うとアプリケーションはサスペンドされ、携帯電話はユーザーの指示に応じて動作します。 いずれの場合も、ユーザーによる携帯電話操作が終了して待ち受け状態に復帰すると、待ち受けアプリケーションは自動的に再起動またはレジュームします。

質問

待ち受けアプリケーションはどのように使うのですか?

回答

待ち受けアプリケーションは、通常のアプリケーションと同様の手順で携帯電話にダウンロードします。待ち受けアプリケーションをダウンロードすると、携帯電話はそのアプリケーションを待ち受け設定するかどうかをユーザーに確認します。
待ち受け設定されたアプリケーションは、次回待ち受け状態に復帰した時点から待ち受け起動されるようになります。
(メニュー操作などにより、携帯電話の待ち受け設定はいつでも変更することができます。)

質問

待ち受けアプリケーションの作り方は、通常のアプリケーションとどのように違うのですか?

回答

待ち受けアプリケーションの作成は、以下の2点において通常のアプリケーションと異なります。

  • アプリケーション起動時に最初に呼び出されるクラス(メインクラス)は、com.nttdocomo.ui.MApplicationクラスを継承して作成します。MApplicationはIApplicationを継承し、待ち受けアプリケーションの複雑なライフサイクルを制御するメソッドを備えています。
  • ADFのMyConciergeキーにより、待ち受けアプリケーションであることを宣言します。待ち受けアプリケーションとして宣言されていない場合、そのアプリケーションは待ち受けアプリケーションとして設定することができません。

詳細については、iアプリコンテンツ開発ガイド 詳細編を参照してください。

赤外線通信

質問

アプリケーションが通信可能な機器にはどのようなものがありますか?

回答

DoJa-2.xプロファイル搭載携帯電話は、IrDAに準拠した赤外線通信ポートを備えています。また、iアプリ実行環境にはIrDAプロトコルスタックの上位レイヤにあたるIrOBEXに対応したOBEXサーバーAPI、OBEXクライアントAPIが用意されています注意1。これらのAPIを利用すれば、携帯電話間で赤外線通信によりデータをやり取りするアプリケーションを容易に作成することができます。また携帯電話以外にも、IrDAに対応した外部機器との間で通信を行うこともできます。ただしこの場合は、外部機器上にIrOBEXプロトコルを処理できるアプリケーションを実装する必要があります。

注意1 IrOBEXはAPIの規格ではなくプロトコルの規格です。DoJa-2.xプロファイルでは、IrOBEXプロトコルを容易に取り扱うことのできる独自のAPIセットを用意しています。

質問

赤外線通信の通信可能距離はどの程度ですか?

回答

通信可能距離は、目安として屋内環境で20cm程度となります。通信メディアとして赤外線を使用している関係上、通信距離は周囲の環境(周囲の明るさなど)に左右されます。

質問

赤外線通信の通信速度や送受信データサイズはどの程度をサポートしますか?

回答

通信速度は最大38.4Kbpsをサポートします。また、一度の通信で送受信できるデータサイズは最大30KByteまでです。

質問

アプリケーションからは、どのようなデータを赤外線通信で送受信できますか? 携帯電話のメールや電話帳のデータを送受信することはできますか?

回答

アプリケーションから赤外線通信を使用して送受信可能なデータは、アプリケーション内で取り扱うことのできるものに限られます。従って、携帯電話ネイティブのメールや電話帳などのデータを、アプリケーションから送受信することはできません。
アプリケーション内で取り扱えるデータであれば、テキストデータ・バイナリデータのいずれも送受信可能です。
なお、504シリーズではネイティブアプリケーションとしてメールや電話帳の転送を行うための機能が実装されており、ユーザーはこれらを操作することで、携帯電話間でメールや電話帳の転送を行うことができます。

ネイティブアプリケーション連携機能

質問

ネイティブアプリケーション連携とはどのような機能ですか?

回答

DoJa-2.xプロファイルにおけるネイティブアプリケーション連携には以下があります。

  • ネイティブアプリケーションからのiアプリの起動
    (メールやブラウザ、赤外線ポートからiアプリを起動する)
  • iアプリからのネイティブアプリケーションの起動
    (iアプリからブラウザや音声発信通話を起動する)

iアプリやネイティブアプリケーションが互いに起動し合うとき、携帯電話はそれらを起動してよいか必ずユーザーに確認します。ユーザーの許可なくこれらが勝手に起動することはできないため、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。

質問

ネイティブアプリケーションからiアプリを起動する際、起動対象のiアプリは携帯電話内にインストールされていなければならないのですか?
インストールされていないiアプリを起動しようとした際に、そのiアプリを自動的にダウンロードする機能はありますか?

回答

ネイティブアプリケーションからiアプリを起動する際は、起動対象のiアプリはあらかじめ携帯電話内にインストールされていなければなりません。
ユーザー保護の観点から、自動ダウンロードの機能は搭載されていません。

質問

ブラウザやメールなどネイティブアプリケーションからiアプリを起動する際、起動パラメータをiアプリに引き渡すことはできませんか?

回答

できます。各ネイティブアプリケーションからiアプリを起動する際にどのように起動パラメータを設定するか、および起動パラメータに関する制限事項などについては、iアプリコンテンツ開発ガイド 詳細編を参照してください。

iアプリオプションAPI・iアプリ拡張API

質問

iアプリオプションAPI、iアプリ拡張APIとは何ですか?

回答

iアプリオプションAPIとは、共通仕様としてAPIおよび動作が規定されていますが、搭載有無の判断は各端末メーカに委ねられるAPIです。iアプリオプションAPIを使用する場合は、そのAPIが搭載されていない機種が存在することを前提にしなければなりません。
また、iアプリ拡張APIとは、同一の機能を実現するものであっても。APIおよび動作などがメーカー毎に異なる可能性のあるAPIです(3Dグラフィックスなど、各端末メーカが独自に処理エンジンを搭載するものなどがこれに当たります)。iアプリ拡張APIを使用する場合は、そのAPIが搭載されていない機種が存在するだけでなく、機種毎にAPIの使用方法などが異なる可能性があることを前提にしなければなりません。
なお、iアプリオプションAPI、iアプリ拡張APIともに、機種毎の機能の搭載有無はメソッドレベルにて決定されます。

質問

iアプリオプションAPI、iアプリ拡張APIの中で、将来iアプリ基本APIに取り込まれる予定のものはありますか?

回答

機能の利便性や普及状況により、いくつかのAPIが将来的にiアプリ基本APIに取り込まれる可能性があります(逆に、いくつかのAPIが将来廃止される可能性もあります)。ただし現在のところ、どのようなAPIがそのような扱いとなるかについては一切未定です。

このページのトップへ