アニメのキャラと会話、特撮ヒーローと共演!?

5G時代の参加型エンターテインメントとは

INDEX目次

  1. 誰もがVTuberのようになれる未来へ。生放送&視聴者参加型の新感覚CGアニメ
  2. 一歩外に出ればそこは映画館! ウルトラマンが実際の街中で戦闘を繰り広げる
  3. 5Gで世界中の人が一斉に楽しめるエンターテインメントを

1. 誰もがVTuberのようになれる未来へ。生放送&視聴者参加型の新感覚CGアニメ

今、「生放送アニメ 直感×アルゴリズム♪」という作品がアニメファンからの注目を集めている。直感×アルゴリズム♪は、NTTドコモと中国移動(チャイナ・モバイル)が共同制作しているCGアニメ作品。Kilin(キリン)とXi(シー)という2人の主人公とリアルタイムで話せたり、視聴者の反応によって放送中に物語が変化していったりするのが特徴だ。

最近では、キリンとシーによるVR※1ライブも開催されている。観客は、VRデバイスを装着することで、ミュージックビデオの世界に入り込みライブパフォーマンスを間近で味わうことができるだけでなく、彼女たちとのインタラクティブなコミュニケーションを楽しむことができる。

また、この作品の裏側では、モーションキャプチャーとリアルタイムCG技術を駆使することにより、キャラクターを演じる声優の動きがそのままリアルタイムでアニメのキャラクターに反映されている。人間らしい自然な動作が、より一層キャラクターの魅力を引き出すのだ。

5G時代が到来し、場所を選ばずどこでも大容量の通信ができるようになれば、さまざまな演者がさまざまな場所からアニメに参加するということも可能になる。
さらに、いつでもどこでもモーションキャプチャーが活用できるようになれば、限られた演者たちだけでなく、誰でもバーチャルキャラクターとしてアニメにゲスト出演するといったことも期待できる。
VTuberになりたい、気軽に体験してみたい、という夢が叶う日も遠くないだろう。
※1:VR(Virtual Reality)とは:目の前にある現実とは違う現実を体験できる技術、仮想現実。

2. 一歩外に出ればそこは映画館! ウルトラマンが実際の街中で戦闘を繰り広げる

MR*2デバイスを通じて新たな特撮コンテンツの楽しみ方を提供するのは、「ウルトラマンMR Show」だ。MRデバイスを装着すると、特撮ジオラマ上にウルトラマンとバルタン星人が登場。ウルトラマン初期に放映された街中での戦闘シーンが、圧倒的な迫力をもって目の前に再現される。テレビやパソコンの画面から得られる視聴体験とは、ひと味もふた味も違う。特撮ファンにとってはたまらないコンテンツだろう。

今回は、ジオラマ上に3Dのキャラクターが映し出されていたが、将来的には、実際の街中にキャラクターを登場させることもできるようになるだろう。街がすべて映画館になり、そして憧れのヒーローと共演する場に変化するのだ。戦闘に巻き込まれたり、ウルトラマンに助けてもらったり……という体験を、一層リアルに味わえるようになる。まさに、現実世界と仮想世界との融合だ。

©円谷プロ
※MR装着時のデバイス内映像と見え方が少し異なります。

*2:MR(Mixed Reality)とは、実際に見えている目の前の空間上にさまざまな情報を表示させて、現実世界と仮想世界とをリンクさせる技術。

3. 5Gで世界中の人が一斉に楽しめるエンターテインメントを

5Gによって高精細な映像が遅延なく送れるようになることで、VRやMR技術を活用した参加型のエンターテインメントはこの先さらに発展していくだろう。また、場所の制約がなくなることで、実際の街や建物、遠隔地にいる人々を利用するといった可能性も広がる。世界中の人が同時に参加して楽しむコンテンツも実現するかもしれない。

来たる5G時代、私たちはどんな風にエンターテインメントを味わっているだろうか。

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