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広島市とサイクルシェアリング事業を展開

<2015年1月30日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、広島県広島市(以下、広島市)が展開するサイクルシェアリング事業「広島市観光レンタサイクル事業」の運営事業者として、2015年2月22日(日曜)よりサービス提供を開始いたします。

本事業は、自転車を活用した観光振興や地域の活性化を目的としております。広島駅や主要観光施設にサイクルポートを設置することで、観光客の回遊性向上と広島市民の日常の移動手段として、利用を促進してまいります。特に観光振興においては、広島市の観光事業者である有限会社ツアーズ広島(以下ツアーズ広島)と本事業を共同運営することで、観光ニーズに合ったサービスを提供してまいります。

また、本事業は、市内中心部にポート14か所、ドコモが開発した次世代サイクルシェアリングシステムを搭載した自転車約150台を配備し、サービス提供する予定です。
次世代サイクルシェアリングシステムとは、自転車本体に従来のサイクルポートが持っていた通信機能やGPS機能、遠隔制御機能(自転車の貸出・返却制御や電動アシスト機能のバッテリー残量の把握等)を全て搭載することで、従来サイクルポート側で必要としていた機能が不要となるシステムです。
これにより、サイクルポート設置に関わるコストの削減および省スペース化が図れるため、市街地においても柔軟にサイクルポートの設置が可能となります。

写真:サイクルポート設置

現在ドコモは、横浜市において「横浜都心部コミュニティサイクル事業 baybike(ベイバイク)」(2011年4月より社会実験を経て、2014年4月より事業開始)、江東区において「江東区臨海部コミュニティサイクル実証実験」(2012年11月開始)、仙台市において「コミュニティサイクル事業 DATE BIKE(ダテバイク)」(2013年3月開始)、港区において「港区自転車シェアリング」(2014年10月開始)、千代田区における『千代田区コミュニティサイクル事業実証実験「ちよくる」』(2014年10月開始)を展開しております。

ドコモは、お客さま一人ひとりのスマートライフのパートナーとして、サイクルシェアリング事業を推進し、環境への貢献とサービスの利便性向上に努めてまいります。

別紙1 事業概要

1. 名称

広島市観光レンタサイクル事業

2. 提供期間

2015年2月22日(日曜)〜2018年3月31日(土曜)

3. 利用料金注意1

表1:個人向けと法人向けの料金表
対象 プラン 基本料(税抜) 延長料金(税抜)
個人向け 1日パス 1,000円/日 なし
月額会員 2,000円/月 1回の利用が30分を超過した場合
30分毎:100円
1回会員 100円/回
法人向け注意2 法人月額会員 2,500円/月 1回の利用が30分を超過した場合
30分毎:100円
法人定額会員 4,000円/月 なし

4. 営業時間

午前8時30分〜午後9時(返却は24時間)

5. サイクルポート数・自転車台数

サイクルポート14か所、自転車約150台

  • 注意1 専用ICカードを会員証にする場合は、別途カード発行手数料に500円(税抜)がかかります。
  • 注意2 法人向けプランは従業員同士で会員証を共有してご利用いただけます。

別紙2 次世代サイクルシェアリングシステムの特徴

1. 自転車本体に通信機能やGPS機能を搭載

自転車本体に従来のサイクルポートが持っていた通信機能やGPS機能、遠隔制御機能(自転車の貸出・返却制御や電動アシスト機能のバッテリー残量の把握等)を全て搭載することで、大規模な工事が不要となりました。これにより、設置コストおよびスペースの削減が図れるため、サイクルポートの柔軟な設置が可能となります。
また、GPS機能が自転車に搭載されたことにより、自転車の位置情報をリアルタイムで把握することが可能となったため、効率的な自転車の再配置が可能となります。
さらに今後は利用者の走行履歴を分析し、お客さまが安全にご利用いただくために役立つ情報の提供などを検討しております。

2. 自転車本体にICカード対応のカードリーダーを搭載

自転車本体の操作パネルにカードリーダーを搭載したため、ICカードや携帯電話/スマートフォン注意1 をかざすことで、その場ですぐに貸出/返却が可能です。

<自転車仕様イメージ>
ハンドルにメーター、サドルと後輪の間に操作パネル(カードリーダー、GPS、通信装置)、バッテリー、馬蹄型ロックを搭載。次世代コミュニティサイクルシステムサーバーとの通信により、会員・自転車のマッチング利用・位置把握、鍵の発行を行う。

<操作パネル拡大図>
操作パネル上にカードリーダー、「START」ボタン、「ENTERボタン」があり、操作パネルの下に馬蹄型ロックがある。

3. 会員情報サイト(自転車の予約管理・利用状況管理)の提供

貸出可能な自転車の情報などを携帯電話/WEBサイトから確認できるため、即時に自転車を予約することが可能となります。また、お客さまの利用履歴や、請求情報をいつでも確認可能です。

4. 無人型登録機(タッチパネル式登録機)の導入(3月設置予定)

1日パス利用者向けに無人型登録機を設置することで、タッチパネルでの操作で 簡単に利用できるようになります。交通系ICカードでの決済にも対応します。

<無人型登録機イメージ注意2
銀色の無人型登録機。

  • 注意1 おサイフケータイ対応の携帯電話/スマートフォンに限ります。
  • 注意2 デザイン等は検討中であるため、変更になる場合があります。

別紙3 利用方法

WEBサイトにて会員登録をしてから、自転車本体の操作パネルにICカードや携帯電話/スマートフォン注意1 をかざすことで、利用できます。

1. 会員登録方法

個人向け月額会員プラン/1回会員プランの場合注意2 (決済方法:クレジットカード)

<会員登録>
WEBサイト(http://docomo-cycle.jp/hiroshima/)にアクセスし、氏名や携帯電話番号、クレジットカード情報等を入力し会員登録します。

<認証カード登録>
WEBサイト(http://docomo-cycle.jp/hiroshima/)にアクセスし、会員ページより登録用パスワードを取得します。自転車に搭載されている操作パネルに、登録パスワードを入力し、携帯電話/スマートフォン注意1、交通系ICカード、専用ICカードのいずれか1つを操作パネルにかざすことで認証カードとして登録されます注意3

2. 貸出/返却方法

<貸出>
(認証カードを利用する場合)
「START」ボタン押下後、会員登録した認証カードをかざすだけで、開錠されます。
(認証カードを利用しない場合)
認証カードを利用しない場合は、携帯電話/スマートフォンまたはWEBサイトから自転車を予約し、発行されるパスコードで開錠されます。

<返却>
利用後は、ポート内で自転車を施錠、自転車操作パネルの「ENTER」ボタンを押すだけで返却完了です。

3. ご利用イメージ

<貸出>
(認証カードを利用する場合)
STEP1:自転車の操作パネルの【START】ボタンを押す→STEP2:自転車の操作パネルにICカードをタッチ→STEP3:電子錠が自動で開き、利用可能

(認証カードを利用しない場合)
STEP1:携帯電話/スマートフォンで自転車を予約→STEP2:自転車の操作パネルの【START】ボタンを押す→STEP3:自転車の操作パネルにパスワード入力→STEP4:電子錠が自動で開き、利用可能

<返却>
STEP1:サイクルポートに止めて自転車の鍵をしめる→STEP2:操作パネルの【ENTER】ボタンを押して返却完了

  • 注意1 おサイフケータイ対応の携帯電話/スマートフォンに限ります。
  • 注意2 その他のプランについては、WEBサイト等でお知らせいたします。
  • 注意3 認証カード登録はオプションです。認証カード登録をしなくても、自転車の利用は可能です。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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