報道発表資料

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docomo Wi-Fiを活用したO2O型位置連動情報配信システムを開発
-ヴァル研究所が乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」上で位置に連動した広告配信サービス提供へ-
<2016年5月24日>

株式会社ヴァル研究所
株式会社NTTドコモ

株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:太田 信夫、以下ヴァル研究所)と株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:加藤 薰、以下ドコモ)は、お客様の外出先や行動エリアに応じて、生活に密着した情報や広告をタイムリーに配信することを目的として、ドコモが提供する公衆Wi-Fiサービス「docomo Wi-Fi」を活用したO2O型1位置連動情報配信システムを共同で開発しました。

本システムは、スマートフォンなどのアプリ画面上にアプリ利用者の現在地周辺の店舗情報などを配信するものです。アプリ利用者の位置情報は、アプリ利用者の同意を得て、駅や空港、カフェなど全国約15万か所にすでに設置されているdocomo Wi-Fiのアクセスポイントに基づいて推定されます。高精度かつ省電力で位置情報を把握できるドコモのジオフェンシングAPI2とヴァル研究所の広告配信技術を組み合わせることにより、従来のアプリ上の情報配信システムとは異なり、屋内外や地下を問わずアプリ利用者の現在地を推定し、場所に応じた情報を配信することが可能となります。

今後ヴァル研究所は、本システムを様々な事業者へ提供するとともに、ヴァル研究所が提供する乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」上で、本システムを活用した広告配信サービスを開始する予定です。本システムが乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」に採用されることにより、アプリ利用者は外出先で現在地周辺の情報をタイムリーに取得することが可能となります。
ドコモは、パートナーとともに新たな価値を協創する「+d」の取り組みを通じて、お客様の生活をより豊かにすることをめざしております。ジオフェンシング技術を活用した新たなビジネスの創出に向けて、今後も技術開発を継続してまいります。

  1. O2O(Online to Offline)は、ネット上(オンライン)からネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策や、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のことで、スマートフォンの普及により利用が拡大し注目を集めているサービスです。
  2. ジオフェンシング技術とは、地図上に仮想的なフェンスを設置する技術です。ドコモの提供するジオフェンシングAPIは、GPS、Wi-Fi、Beaconなどを利用して構築された仮想的なフェンス(領域)内への、ユーザーの出入りを判定することができるインターフェースです。

別紙 docomo Wi-Fiを活用したO2O型位置連動情報配信システム概要

1. 利用方法

Wi-Fi機能をONにしたスマートフォンを保有した利用者が、docomo Wi-Fiのアクセスポイントの圏内にいる状態で、O2O型位置連動情報配信システム対応のアプリを起動すると、アプリ画面上に現在地周辺の店舗情報などが配信されます。

2. 利用イメージ

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報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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