報道発表資料

NTTドコモと東日本旅客鉄道株式会社（以下JR東日本、代表取締役社長：大塚 陸毅）は、NTTドコモが今後立ち上げを予定しているおサイフケータイ（iモード FeliCa）による新クレジットブランド1、及びJR東日本が推進しているSuica電子マネー等の決済手段が利用できる共通インフラの構築・運営に関する共同事業の実施を目指して共同検討を行うことについて、合意いたしました。

1. 共同検討の内容

1. おサイフケータイ（iモード FeliCa）による新クレジットブランド、及びSuica電子マネー等の決済手段に対応した共用読み取り端末（リーダ／ライタ）の仕様策定及び開発
2. 共用読み取り端末（リーダ／ライタ）と各決済システムとを接続する共通利用センター（仮称）の構築及び運営

2. 本共同事業の目指すもの

NTTドコモとJR東日本は、以下の事項を目的とし、本共同事業の実現に向けて今後両社で協議・検討を進めて参ります。

1. 導入企業・導入店舗様にとっては、リーダ/ライタを複数設置せず一台で対応できるようになり、設置スペースの削減と端末導入コストの軽減につながる。
2. お客様にとっては、おサイフケータイ（iモード FeliCa）による新クレジットブランドと、Suica電子マネー双方の使用できる環境が整備されることで、ご利用シーンにより決済方法を使い分けることができ、利便性の向上につながる。
3. NTTドコモとJR東日本にとっては、おサイフケータイ（iモード FeliCa）による新クレジットブランドとSuica電子マネーの利用環境が各社個別に展開するよりも早期に整備されることとなり、さらなる普及・利用促進につながる。

今回の合意に基づき、2005年中の確定契約の締結を目指して、実現方法等の詳細について鋭意協議・検討してまいります。

• 1 新クレジットブランドとは、NTTドコモ自身が管理及びインフラ等の構築を今後行っていく、おサイフケータイ（iモード FeliCa）を主とする決済手段です。

共通インフラ構築イメージ

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