地域からのお知らせ(九州・沖縄)

福岡県福岡市におけるICT教育実証研究の実施

2015年10月30日

 株式会社NTTドコモ 九州支社は、2015年10月から2016年3月まで福岡市教育委員会と共同でICTを活用した教育実証研究を実施します。

 本研究では、福岡市立住吉中学校を対象に教育現場でのICT利活用を促進するため、学習用タブレットを活用し「いつでも・どこでも『繋がる』学び」の提供を目的に実施するものです。
 電子教材を搭載したクラウド型教育プラットフォームと連携した1人1台のLTE対応学習用タブレットによる個々人に合わせた学力向上効果と教育ICT環境整備のあるべき姿を検討してまいります。

 ドコモは、今後も社会価値の協創を推進すべく、さらなるICTを活用した教育・学習支援を通じ、児童・生徒主体の教育スタイルを構築してまいります。

概要

対象期間

2015年10月〜2016年3月(6ヶ月間)

対象

福岡市立住吉中学校(福岡市博多区)

内容

  • タブレット105台を配備(生徒及び教員)
  • 課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力や主体的に学習に取り組む態度に対する成果の検証
  • 教員、生徒のICTスキル向上に対する成果の検証
  • モバイル回線と各アプリケーションの有効な利用方法(校内、校外、自宅の各利用シーンにおける指導・学習方法)やタブレット利用の最適な環境(回線、台数、セキュリティ等)を検証
ICT教育実証研究 画像
ICT教育実証研究
項目 内容 対象学年
1.協働学習支援ツール
『コラボノート』
校外の調べ学習や協働学習の実践において、共同編集が可能なデジタル模造紙サービス。
〔協力〕株式会社ジェイアール四国コミュニケーションウェア
2学年中心
2.学習ドリル教材
『ラインズeライブラリアドバンス』
授業の復習や反転学習、自学自習の実践において、各教科書会社に対応したドリル型教材。
主に、英語、社会等活用予定。
〔協力〕ラインズ株式会社
3.セキュリテイ対策ツール
『i-FILTERブラウザ&クラウド
フィルタリングサービス
〔協力〕デジタルアーツ株式会社
  • 上記以外に総務省「ICTドリームスクール実践モデルに関わる事業」にて推奨されたコンテンツを活用します。

 本研究は、総務省が公募する「ICTドリームスクール実践モデルに関わる事業」として採択を受け、各関係団体とも連携して実施するものです。

別ウインドウが開きますICTドリームスクール実践モデルの提案公募の結果

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