〜産学が連携した新たなタブレット端末の利用シーン創出〜
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2013年5月13日 |
金城学院大学、中京大学、株式会社NTTドコモ東海支社は、ドコモのタブレットとデジタル教材を活用し、「月」について学ぶワークショップを名古屋第二赤十字病院小児病棟にて2013年5月16日(木曜)に実施いたします。
本事業は、私たちの身近な天体である「月」について、分かりやすく学ぶことを目的に、名古屋市科学館、中京大学、名古屋大学等が共同制作したデジタル教材を活用し、株式会社NTTドコモ東海支社の協力のもとで金城学院大学が児童に指導を行うものです。
本ワークショップで使用するデジタル教材は、「月」の表面のクレーターの様子などをタブレット上で視覚的に表現できるアプリケーション等を活用しており、受講者は「月」をより具体的に、より深く学ぶことができる他、デジタル教材で学んだ内容をもとに、実際に「月」の観察を行います。
本ワークショップは、入院している児童に対して実施するもので、日頃、体験学習の機会が少ない児童に対し、デジタル教材と実際の月観察をリンクさせることでより深い学びの場が提供できるものと考えます。また、ワークショップ終了後は、生徒・児童へのアンケートを実施し、デジタル教材を使った新しい社会教育のあり方や、今後の可能性について考察します。
各大学、ならびに、ドコモ東海支社では、本ワークショップを通じ、タブレット端末における教育的活用のあり方や、デジタル教材の可能性について検証し、産学が連携した新たなサービスを創造してまいります。
タブレット端末を活用したワークショップの概要
実施場所および実施日時(予定)
日時 | 場所 | |
5月16日(木曜) | 午後7:00〜午後8:00 | 名古屋第二赤十字病院(八事日赤) 小児病棟 名古屋市昭和区妙見町2‐9 |
本ワークショップは、児童館をはじめ、青少年利用施設や教育施設で、幅広く展開していく予定です。
ワークショップを希望する施設の方のお問い合わせ先
・金城学院大学 岩崎研究室 TEL:052-798-0180(代表)
・中京大学 遠藤研究室・中研究室 TEL:0565-46-6640 mail:endo@om.sist.chukyo-u.ac.jp
実施対象者
名古屋第二赤十字病院(八事日赤) 小児病棟に入院中の児童 約15名
ワークショップ内容
(1)「月」について
「月」の動きをタブレットを利用し、学ぶ。
(2)「月」のクレーターについて
クレーターの名称や「月」の表面の模様をタブレットを利用し、学ぶ。
(3)「月」の満ち欠けについて
月齢や「月」の満ち欠けについて、模型を使いながら学ぶ。
(4)「月」の観察
病棟から実際に「月」を観察する。
使用するタブレット端末
ドコモタブレット ARROWS Tab LTE F-01D (富士通株式会社) 10台
デジタル教材イメージ
その他
取材については、実施場所への直接のお問い合せ等はご遠慮ください。