iモード FeliCa 対応サービスの仕組み

iモード FeliCa 対応機種に搭載されているFeliCaチップは「iモード携帯電話に搭載されているFeliCaチップの領域概念図」のように、共通領域、フリー領域と呼ばれる領域をあらかじめ登録した状態で出荷されます。FeliCaチップへのサービスの登録やアクセスはiアプリを介して行われますが(「iモード FeliCa 対応サービスの仕組み」の図参照)、共通領域を利用するサービスを提供する場合と、フリー領域を利用するサービスを提供する場合では、iアプリの提供形態が異なります。
また、外部リーダ/ライタからFeliCaチップへのアクセスは、iアプリを起動していなくても可能です。

iモード携帯電話に搭載されているFeliCaチップの領域概念図

iモード携帯電話に搭載されているFeliCaチップの領域概念図

iモード FeliCa 対応サービスの仕組み

iモード FeliCa 対応サービスの仕組み

  • 注意1 ここでは、FeliCa Secure ServerとSecure Application Moduleから構成されるサーバを便宜的に「FeliCa対応サーバ」と呼んでいます。
  • 注意2 FeliCa対応サーバからFeliCaチップへのアクセス時にはiアプリからFeliCa対応サーバに対してアクセスの要求を行います。
  • 注意3 外部リーダ/ライタからFeliCaチップへのアクセス時にはiアプリを起動している必要はありません。

共通領域とフリー領域

領域の選択

共通領域、フリー領域のどちらを利用するかは、提供するサービスレベルの違いにより決定します。

領域名 用途 説明
共通領域 高セキュリティかつ自由度の高いサービスを提供したい場合 フェリカネットワークス株式会社が運用管理を行っているFeliCaのメモリ領域を用いてサービスを展開する際に利用する領域です。
フリー領域 セキュリティは重視しない場合 セキュリティレベルと引き換えに、非接触インターフェースを利用したサービスを比較的簡易に提供可能とするため、データを鍵なしで読み書きできるよう、NTTドコモがあらかじめ用意した領域です。本領域にアクセスする際には、PINと呼ばれるパスワードの認証を必要とすることで一定のセキュリティは確保します。

共通領域利用サービス

共通領域はフェリカネットワークス株式会社が運用管理を行っており、この領域を用いたサービスを提供するためにはフェリカネットワークス株式会社への申込みが必要となります。また、共通領域を利用するiアプリを提供するためにはNTTドコモへの申込みが必要となります。 フェリカネットワークス株式会社に対し共通領域を利用するための申込みを行うと、申込みにもとづきサービス提供者向けのエリアが割り当てられます。サービス提供者はこの割り当てられた、エリアおよびエリア配下のサービスを携帯電話上のFeliCaチップにiアプリを用いて登録します。エリアおよびエリア配下のサービスを携帯電話上のFeliCaチップに登録するには、フェリカネットワークス株式会社が提供する「"on FeliCa"リモート発行サービス」を利用する必要があります。共通領域上のエリアは重複なく割り当てられるので、FeliCaチップの共通領域に空きメモリがある限り、複数のエリアを登録することが可能です。

共通領域利用サービス

共通領域利用サービス概略

フリー領域利用サービス

フリー領域はセキュリティレベルと引き換えに、非接触インターフェースを利用したサービスを比較的簡易に提供する場合などに利用します。フリー領域は、通常のiアプリで自由に利用可能な領域であり、3つの均等なフリーエリアが登録された状態で提供されます。1つのフリーエリアには、iアプリが自由に利用できるメモリ領域として64バイトが割り当てられています。 フリー領域を利用することを宣言したiアプリが携帯電話にダウンロードされると、携帯電話のシステムが空いているフリーエリアとそのiアプリを自動的に1対1に対応付けます。1つのiアプリが複数のフリーエリアを利用することはできません。iアプリからFeliCaチップのフリーエリアにアクセスする際は、対応付けられているフリーエリアを特定することなくアクセスすることが可能です。

フリー領域利用サービス

フリー領域利用サービス概略

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