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説明会資料

社長コメント(2013年1月30日 2013年3月期 第3四半期決算について)

NTTドコモ社長の加藤でございます。

第3四半期の決算につきましては、営業収益は3兆3,708億円と前年同期比1,966億円の増収、営業利益は7,022億円と前年同期比416億円の減益となりました。

収益につきましては、スマートフォンやドコモLTE 「Xi」の積極的な販売・利用拡大を行ったことにより、パケット収入や端末機器販売収入の拡大などによる増収を確保しました。費用面ではコスト削減の取り組みは進展しているものの、競争力強化に向けた端末販売費用や新領域分野の事業拡大による費用が増加したことなどにより、増収減益の決算となりました。今期の営業利益見通し8,200億円の達成に向け、より一層取り組みを強化してまいります。

スマートフォンやXiのユーザ基盤は順調に拡大しておりますが、ドコモを取り巻く競争環境は依然として厳しい状況ではございます。当社が本格的に競争力を強化させるための重点課題は、

  • スマートフォン・Xiへのシフトをより一層加速させ、ユーザ基盤を拡大させること
  • コア事業における「デバイス・ネットワーク・サービス」の総合力を磨き直すこと、
  • 経営体質の強化に向けた構造改革を確実に推進すること、

の3点であると考えており、これらに全力で取り組み、できるだけ早期の利益回復に努めてまいります。

また、「安定的配当の継続」を軸とした株主還元方針は、以前よりご説明させていただいているとおりでございます。今期の配当については当初予定どおり、1株あたり年間6,000円とさせていただく予定です。株主・投資家の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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