説明会資料
アナリスト向け説明会 質疑応答(2016年3月期 第1四半期決算説明会)
実施日:2015年7月29日
内容につきましては、ご理解いただきやすいよう部分的に加筆・修正をしております。
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質問者1
Q1 スマートライフ領域における利益について伺いたい。dポイントが12月から始まり、下期から新たにコストが生じる要素があるにせよ、3か月で230億の利益が生じるということは、全体的に計画に対して強含みの進捗と理解している。今年度の利益の見込みはいかがか。
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Q2 設備投資について、年間の対前年度削減計画が320億円のところ、第1四半期の3か月で約550億円削減している。対計画の進捗では少し下回っているとのことだが、今年度の設備投資計画6,300億円についても、このペースが続けばコントロールできるように思えるが、いかがか。
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Q3 データARPUおよびスマートフォン販売について、データMパック以上の契約比率の高まりや、1GBの追加率増加など、ユーザの通信利用量が増えてきているが、一方でスマートフォン販売数は対前年度比7%増にとどまっている。せっかく通信利用量が増えてきていることから、より積極的に販売に取り組んでも良いように思える。どのようなお考えか。
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質問者2
Q1 第1四半期については新料金影響などもあり、会社計画は厳しいものであったと想定している。結果は対計画を上回っていると考えているが、どの程度の進捗であったのか。
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Q2 データARPU(割引前)の年間計画が3,210円であることに対し、第1四半期実績も3,210円の実績であった。アップセルもできているとのことだが、なんらかのリスクファクターを想定しているのか。第1四半期の実績から、これ以上伸びないということはないと思うが。
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Q3 ARPU、コスト削減、子会社外部売上すべて良好な進捗となると、期待値も高まってくる。どの程度期待してよいものか。
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Q4 NTTグループ全体でのIFRSへの移行や減価償却の計算方法の変更について言及されている。バランスシートを見る限り、御社が一番償却率が高いことから、一番大きな影響を受ける可能性が高いとみている。NTTグループとしては早ければ2016年度から移行することをお考えかと思うが、どのような準備状況か。また、減価償却の計算方法について、利益が上振れた場合、なにかしら前倒しで処理できる事項がどの程度あるかなど、お考えを聞かせていただきたい。
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質問者3
Q1 ARPUに関して、対前四半期比で月々サポート影響額の拡大幅が大きいのは何故か。
また、Q2以降、ARPUはどのようなカーブを描くと想定しているのか。開く
Q2 スマートライフ領域に関して、dマーケットと子会社事業をどのように分析しているのか。
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Q3 自己株式取得に関して、今年度計画はあるのか。
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質問者4
Q1 スマートライフ事業の営業利益が昨年度1Q比で+99億円となっているが、mmbiの減損によるプラス効果はどれくらい効いているか。
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Q2 では、それ以外の事業については、営業利益貢献については、経費削減というよりオーガニックな成長とみてよいか。
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Q3 スマートライフ領域の取扱高は2.7兆円という話があったが、dマーケットやクレジットの取扱高も含まれているのか。
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Q4 その内訳としてクレジットの取扱高はどれくらいあるのか。
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質問者5
Q1 オペレーション数値、利益ともに好調である。ファンダメンタルズは良くなっている。費用の支出遅れがあるかもしれないが、結果として利益が出ている。下期に向けては、ブランドを「d」で統一する予定であり、節目の時期だと思う。ブランドの再定義ではないが、「d」のブランドは、通信、クレジットカード、ネットワーク(つながりやすさ)、高級感など、どの辺のポジショニングを取るつもりなのか。「d」ブランドでプレミアム感を出すようなことは考えていないのか。
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Q2 例えば、クレジットカード事業のDCMXにはゴールドカードがあり、ドコモには長期利用者も多い。優良な顧客に対してプレミアム感のようなものを打ち出しても良いのではないか。やりようによっては、ドコモのブランドイメージも変わる。「+d」で協創というのも分かるが、クレジットカード事業は、携帯電話事業への波及効果も狙える。例えば、楽天カードとdカードでは何が違うのかと言われた時、ドコモとしてはここを狙っています、というのが明確になると、ドコモのトータルパワーを発揮できるようになる。下期に向けて「d」の取組み、例えばクレジットカードではどうなるのか。
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Q3 ネットワークのつながりも良くなり、以前から取り組まれている事であるが、顧客サポートも一定の高い評価がある。ここに来て、ドコモ回帰の潮目の時期と感じる。下期のブランディングを是非とも上手くやっていただきたい。
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質問者6
Q1 ARPUの改善に持続性があるのかという観点で伺いたい。第1四半期のARPUが御社の計画と比べて好調であった要因は、アップセルが好調だったためなのか、あるいは会社計画がコンサバなものであったことに起因しているのか。また、新料金プランにおけるデータMパック以上のアップセルが7割近くまで到達しているとのことだが、この傾向が持続すれば、会社予想の年間データARPUを十分上回ることができるという理解で正しいか。
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Q2 足元の市場環境をみていると、少し競争しているように見える。御社として、業績に対する影響について、過度に警戒する必要があるのか。業界全体としてのムードはどうか、考えを聞かせてほしい。
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質問者7
Q1 トップラインは比較的堅調かと思うが、コスト削減も想定以上とのこと。設備投資はほぼインラインとのことだが、コスト削減の取り組みについて、「無理している」、あるいは「先送りしている」ような要素があれば教えてほしい。また、第1四半期のコスト削減の進捗が、今後も継続できるものなのか、あるいは別の変動要因があるのか、教えてほしい。
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