English

説明会資料

社長コメント(2018年4月27日 2018年3月期 決算について)

<社長メッセージ>

2017年度の決算は、営業収益が対前年度4.0%増の4兆7,694億円、営業利益が3.0%増の9,733億円となり増収増益を達成しました。また、「beyond宣言」における経営目標である営業FCFについても7.8%増の9,335億円となりました。
通信事業については、「docomo with」や「シンプルプラン」など、積極的なお客様還元を継続しつつも月々サポートの低減やドコモ光契約数の増加などにより対前年度同額の営業利益となりました。
ネットワークについては、ダウンロードの実効速度が対前年1.5倍に高速化し、2018年夏には国内最速の受信時最大988Mbpsの通信サービスを開始予定であり、5G時代を見据え、速度も「ギガ時代」へと進化させていきます。
コスト効率化については、全社一丸となって取組んだ結果、予想を上回る980億円の削減を達成しました。
スマートライフ領域については、業績予想の1,300億円を上回る1,405億円の営業利益を達成しました。dポイントクラブの会員数は6,500万を突破し、dポイントの提携先は229、店舗数は約3.4万店舗まで拡大しました。「+d」のパートナー数も468となり、こちらも順調に拡大しています。
昨年発表した中期戦略2020「beyond宣言」についても、各宣言の取組みを着実に実行しました。2018年度以降も引き続き「beyond宣言」を実行し、持続的な成長をめざします。詳細については2017年度決算説明会資料に記載していますのでご参照ください。
さらに、ESGにおける取組みが評価され、「東洋経済CSRランキング」において総合1位を獲得しました。今後も、長期的な企業価値向上とあんしん・安全・快適で豊かな社会の実現に貢献できるよう、ESGの推進に注力していきます。

2018年度は、営業利益9,900億円、営業FCF 9,600億円をめざします(※2018年度から会計基準を国際財務報告基準(IFRS)に変更)。昨年度を上回る1,200億円のコスト効率化を実施し、増益は堅持しつつも、次なる成長へと経営資源を集中させて取組みます。
具体的には、大きな2つの柱として『(1)会員基盤を軸とした事業革新』と『(2)「beyond宣言」の実現に向けた成長投資』に取組んでいきます。
事業革新については、これまでの「回線契約」中心から、「会員」を軸とした顧客基盤の拡大を5月より本格的にスタートさせます。成長投資については、5Gの技術/ビジネス開発、会員基盤、AIエージェントなど、新サービス創出に向けて集中して投入していきます。
「選ばれ続け つながり続ける 強いICTサービスパートナーへ」の事業スロ−ガンのもと、お客様や社会をICTでつなぎ、新しい価値・感動を提供し続けられる企業をめざし、取組んでまいります。
株主還元については、従来から重要な経営課題と位置付け「beyond宣言」における経営目標にも掲げている通り、2017年度は約3,000億円の自己株式の取得を実施しました。2018年度の配当予想は10円増配の110円とさせていただき、引き続き株主還元の強化に努めてまいります。

株主・投資家の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

このページのトップへ