説明会資料
アナリスト向け説明会 質疑応答(2020年度 第1四半期決算説明会)
実施日:2020年8月3日
内容につきましては、ご理解いただきやすいよう部分的に加筆・修正をしております。
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質問者1
Q1 第一四半期ではARPUが前年同期比で反転しており、通期の計画も良いトレンドになっている。この背景と来年度の見通しを教えてほしい。また、通期でARPUは増加する一方でモバイル通信サービス収入が710億円ほど減少する見通しだが、この大きなマイナス要因と来期の見通しも教えてほしい。
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Q2 国際ローミング収入はARPUに入っているのか。また、モバイル通信サービス収入についてMVNO向けの音声・データ接続料の低下やMVNO契約数が減少することを相当織り込んでいるのではないか。
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Q3 株主還元について、「しっかりとした業績が見えてきたため増配」ということであるが、来期以降、環境が通常化した際の自己株式の取得や配当を含めた総合的な還元政策について、債権流動化の見通し等を含めて教えてほしい。
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質問者2
Q1 モバイルARPUの20年度通期計画値が20年度1Q実績値と同額(4,250円)になっている。モバイルARPUは19年度3Qから月々サポート減少による戻り等を要因として改善傾向であり、今後も同じ傾向が続くことを想定している。通期計画値と1Q実績値を同額としているのはなぜか。
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Q2 新料金プランを導入した際に、「新料金プラン導入により業績は悪化するものの、9,900億円の営業利益水準まで回復させる」と吉澤社長が発言していた。加えて、「9,900億円の達成時期が前倒しになりそうだ」とも発言をしていた。この点について、新型コロナウイルス影響を踏まえて、2023年度の3月期に営業利益9,900億円を達成する見通しに変更はないのか。
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質問者3
Q1 スマートライフ領域の営業利益増益の背景と今後の見通しに関して整理してほしい。コンテンツ・ライフスタイルや⾦融・決済は、今期比較的増益が大きいと見受けられるが、利益が増加する理由や考え方を教えてほしい。また年間予想ではスマートライフ領域の増益幅が119億円となっている。第1四半期で既に136億円の増益になっているが、ここから利益が増えない要因を教えてほしい。
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Q2 法人分野について伺いたい。新型コロナウイルスで脚光を浴びているテレワーク関連の収入はどういう動きになっているのか。また、これを大きなビジネスとして定着させていくためにどのような施策が必要なのか、考え方を教えてほしい。
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質問者4
Q1 スマートライフ領域について、第1四半期の増益には具体的に何が寄与したのか。NTTぷららの利益貢献についても教えてほしい。また、今後の利益が伸びない理由はd払いの加盟店開拓コストとのことだが、足元の開拓が進んでいる中で利益が出ている状況と動きが異なるため詳細な説明をしてほしい。
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Q2 利用促進とはdポイント還元のことを指していると思うが、常に奮発大サービスをしている印象。第1四半期は抑えているとはいえ、従来からかなりコストをかけているのではないか。
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Q3 契約数計画について71.5万の純増としているが、楽天によるMVNOユーザーの巻き取りをどのように織り込んでいるのか、足元の状況とあわせて教えてほしい。
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質問者5
Q1 モバイル通信サービス収入が第1四半期で200億円弱減収になっているが、その内訳を教えてほしい。特に音声通話ではMOUが16分ほど増加している。すべてが課金対象トラフィックではないとは思うが、それなりに増収になっているのではないか。音声とデータに分けて影響を教えてほしい。あわせて、新料金プランの第1四半期における影響も教えてほしい。月々サポートの影響をネットしても第1四半期ではマイナスに効いているという理解で良いか。
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Q2 現状の価格競争力について考えを教えてほしい。他社の料金プランを見るとドコモの家族割や光セット割を加味しても、他社の方が安い水準になっており、これまでの囲い込みでの戦い方から戦い方を改める必要もあるのではないかと思う。
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質問者6
Q1 クレジットカード等の債権流動化の取り組みの進捗を教えてほしい。運転資金のプラスになると思うが、FCF計画へはどのように織り込んでいるか。
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Q2 以前はもっと大きな額の流動化の話があったと思うが、1,500億円がリーズナブルな展望なのか。
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Q3 顧客獲得に向けた下半期の営業戦略を教えてほしい。
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質問者7
Q1 第1四半期は新型コロナウイルスの影響で音声ARPUが好調だったと思うが、ある程度沈静化してきたということで音声利用はピークアウトしているのか。ニューノーマルの現在、音声とデータのARPUがどうなっているかを教えてほしい。
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Q2 新料金プランの契約者数について、足元の状況と今年度末の計画数を教えてほしい。
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Q3 新型コロナウイルスが沈静化するとの話もあったが、一方で、冬に向かって更に再拡大するという見方もある。このような場合、短期的にはマーケティングコストがかからないため利益が上振れすると思ってよいか。また、利益が上振れる場合はマーケティングなどに費用を使っていくことになるのか。
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