地域からのお知らせ(北陸)
「富山駅路面電車南北接続開業イベント」における「5G」を活用した4K映像伝送を実施
2020年3月25日
株式会社NTTドコモ北陸支社(以下、ドコモ)は、2020年3月21日(土曜)に「富山駅路面電車南北接続開業イベント(富山駅路面電車南北接続開業イベント等実行委員会主催)」において、次世代通信サービス「5G」を用いた4K画質映像のリアルタイム伝送を実施しました。
ドコモが2020年3月25日(水曜)から提供開始した「5G」は、高速大容量・低遅延といった特徴を活かした、スポーツ中継やイベント中継における高精細映像のリアルタイム伝送への活用が期待されています。
本取組みでは、ドコモの「5G」とNTTテクノクロス株式会社の映像伝送サービス「ストリームウェイズ」を活用し、北日本放送株式会社の協力のもと、イベントの模様を4K画質で映像伝送しました。
「ストリームウェイズ」は、かんたんに安定した映像伝送および映像の切り替えや分配ができるサービスです。これまで映像伝送技術およびネットワーク技術者の立ち合いが必要だった高精細の映像伝送業務の低コスト化(人員効率化)を実現するとともに、「ドコモオープンイノベーションクラウドTM」※1利用によりセキュアで低遅延な映像伝送が可能になります。
実施当日は南北を往来する路面電車や市民の様子を4Kカメラで撮影し、「ストリームウェイズ」により映像伝送するとともに、富山駅北口付近に「5G」移動基地局車を設置することで「5G」エリアを構築、富山駅自由通路内総合案内ブースで受信し4Kディスプレイで放映しました。
なお、ドコモは「ストリームウェイズ」を「5G」に対応したソリューションとして、2020年3月25日(水曜)より申込受付開始し、順次提供します。
ドコモは今後もさまざまなパートナーと連携して、「5G」を活用した多様なビジネススタイルの開発に取組むとともに、「5G」のさまざまな利用シーン創出やソリューションの実現をめざしてまいります。
- ドコモオープンイノベーションクラウドとは、ネットワークの伝送遅延の低減とセキュアなクラウド環境を実現する MEC(Multi-access Edge Computing)の特徴をもったドコモのクラウド基盤です。
- 「ストリームウェイズ」は、NTTテクノクロス株式会社の商標です。
- 「ドコモオープンイノベーションクラウド」は、株式会社NTTドコモの商標です。
「富山駅路面電車南北接続開業イベント」における「5G」を活用した4K映像伝送の概要
1.概要
路面電車が富山駅の南北を往来する様子などを4Kカメラで撮影しライブ伝送。富山駅構内の特設ブースにおいて映像を受信し、4Kモニターにその映像を投影した。