概要
ドコモ網のパケット通信能力をより強化し、さらに通信網構築費の大幅な削減も同時に実現させる目的で、パケット処理ノードの開発を推進した。開発経緯、位置登録/信号処理などの新技術解説、IPルータ網との連携によるサービスノードごとの接続構成について説明する。
森川 弘基/清水 徹郎/杉山 果林/及川 康之
- 1.まえがき
- 2.xGSN開発の背景
- 2.1 PS分離の背景・目的
- 2.2 xGSN開発のメリット
- 3.xGSNシステムの構造評価
- 3.1 ハードウェア構造, 特長
- 3.2 ソフトウェア構成, 特長
- 4.xGSN開発上の工夫とポイント
- 4.1 位置登録方法の改善
- 4.2 基本呼の信号手順の見直し
- 4.3 保守運用機能
- 4.4 他ノードとの接続構成
- 5.あとがき
文献
[1] 谷津,芝原,横山,森川:“位置登録処理削減方式の適用範囲の拡大,”電子情報通信学会,2004年総合会講演論文集.
[2] http://standards.ieee.org/reading/ieee/std/lanman
本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.12 No.3に、掲載されています。